【NJKF】WBCムエタイT対戦の嵐と山脇飛翼が挑発合戦!立嶋篤史が国内100戦目で初体重オーバーもギリギリクリア=前日計量
4月27日(日)東京・後楽園ホールで開催される『NJKF×CHALLENGER 8』の前日計量が26日(土)に都内にて行われ、1名を除いて全員が計量をパスした。
今大会は、WBCムエタイ日本統一バンタム級王座決定トーナメントとNJKFスーパーバンタム級王座決定トーナメント1回戦がそれぞれ行われる他、今回で国内100戦目を迎えるキック界のレジェンドの立嶋篤史が参戦するなど注目カードが揃っている。
本計量は、2名以外が全員パス。立嶋が350gオーバー、真美が2.45kgオーバーで再計量となった(※再計量は立嶋が57.15kgのリミットをクリア。真美は協議の結果、試合当日15時の再計量1kgオーバー未満で試合成立=グローブハンデなど有り)。
計量後の会見は NJKF スーパーバンタム級王座決定トーナメントに出場する繁那が不参加。嵐と山脇飛翼が、トラッシュトークを繰り広げる展開に発展。嵐は「1分3ラウンド以内にKOする」と挑発。山脇は「倒せなかったらベルト返上な」と返すと、嵐は「お前が勝たなかったら丸刈りだ」と条件をつきつけて盛り上がった。
なお二大トーナメントは今回勝ち進んだ選手が、6月大会でベルトをかけて激突する。
以下、計量結果と主要出場選手のコメント。
▼第 9 試合 WBC ムエタイ日本統一バンタム級王座決定トーナメント 3 分 3R (EX1)
嵐(KING gym/NJKF バンタム級王者)→53.52kg
vs
山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1甲子園 2019 -55kg王者/RKSバンタム級王者)→53.10kg
嵐は現NJKFバンタム級王者。今年4月にはNJKFとスックワンキントーンとの対抗戦として、スックワンキントーンバンタム級王者・桂英慈と対戦するもドロー。昨年11月のJAPAN CUP 55kgトーナメント一回戦では壱・センチャイジムと激闘を繰り広げた。
山脇はK-1甲子園2019 -55kg王者&RKSバンタム級王者。昨年4戦4勝1KOと無敗の戦績を残し、前回は昨年10月に行われたNJKF大阪大会では志賀将大をヒジ打ちで切り裂き、TKO勝利を飾った。
嵐
「(意気込み)向こうはSNSで頑張っているらしいけど、相手にならない。1R3分で仕留めます。(追い込んで進化したことは?)全部です。(山脇に1R倒せなかったらどうする?の質問を遮って)お前な、煽り映像見たら3R漬けるといっておいて、ボディで倒すとかどっちだよ。ハッキリしろよ。(互いに言い合いになる)お前ね、WBCに愛があるとか簡単にとれるベルトじゃねえんだよ。(倒せなかったらどうするか?)何でもいいよ、言って見ろ。(ベルト返上を条件に出される)いいよ。その代わり、お前が俺に勝たなかったら丸刈りな。(壱戦から変わったことは?)全部です。(気持ちの立て直しは)全部です。(別人になったと)そうじゃないですか。前回試合をみた人は、そう思うと思います。(壱戦はどんな試合だったか?)情けないの一言です。1、2ラウンドは押していたと言ってくれる人もいますが、最終的に負けたのは俺だし。俺の方が弱かったんだなと」
山脇
「(意気込み)僕は、このWBCベルトに思い入れがあって、アマチュアの時に獲らせていただきました。その時から、プロのベルトが欲しかったので、やっとあと2回勝ったらもらえるなと楽しみです。明日はK-1ファイターでもムエタイできることを見てほしいです。山脇飛翼をしっかり見てほしいです。(バチバチに煽ってきた嵐の印象は?)べつに。減量してちょっと顔が細くなったくらい。(話題を変えて)1ラウンドで仕留められなかったら、どうするのか聞きたい。(倒すのか聞かれて?)倒さないです。倒せないじゃない、倒さない!(嵐の壱戦は見たか?)視聴方法が分からなかったんで、見てないです(苦笑)。(結果を知ってどう思ったか?)内容を見ていないので、何ともいえない。(研究はしていない?)ムエタイはヒジ、首相撲が好きで。相手がどうこうではなく、進化している姿を楽しみにしてください」
▼第 8 試合WBCムエタイ日本統一バンタム級王座決定トーナメント3分3R(EX1)
JIN(楠誠会館/MA 日本バンタム級王者/JAPAN CUP KICK バンタム級王者)→53.15kg
vs
星拓海(IDEALGYM/スックワンキントーン バンタム級王者)→53.20kg
髙木三兄弟・長男JINはMA日本バンタム級王者でJAPAN CUP KICKバンタム級王者。キック、ムエタイ、空手をバックボーンに持ち、昨年8月はRISEで松本天志にKO負けも
11月の『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』ではブレイキングダウンのとしぞうを判定で下した。
星は、スックワンキントーンバンタム級王者。昨年11月にスックワンキントーンでバンタム級王者の桂英慈を判定で下して、同王座を獲得した。今年2月はRISEで上村雄音から判定勝利を収めている。
JIN
「(意気込み)明日のために、しっかり仕上げてきて、今大会一持ち上げていきたいと思います。(面白い試合とは)チョコチョコ逃げるゴキブリみたいな戦法ではなくて、真正面から打ち合う、俺見たいな試合です。まあ、明日、楽しみにしてください。(相手がテクニックを見せたいと発言したことについて)正直ダサいなと。俺は真正面から打ち合いたい」
星
「(意気込み)今日まで仕上げてきたので、明日がとても楽しみです。明日は必ず勝つので応援をお願いします。(逃げずに打ち合えと)自分の戦い方的に、当てさせずに当てることをやっているので。自分のテクニックを存分に見せて勝ちたい。(打ち合わないのがダサい?)その上で、倒して勝ちたい」
▼第 7 試合 フェザー級 3 分 5R
立嶋篤史(ASSHI-PROJECT/第11・第13・第15 代全日本フェザー級王者)→57.50kg※350gオーバー→再計量50gオーバー→57.15kgリミットでパス
vs
前田浩喜(CORE/NJKFスーパーバンタム級4位)→56.85kg
立嶋は90年代に多くのキックファンを熱狂の渦に巻き込んだ、元全日本フェザー級王者。1971年生まれの53歳で、今回デビューから37年目で“国内”100戦目を迎える。戦績は100戦42勝50敗8分で、今回は海外の非公式戦を含めると101戦目。前戦は23年4月の『KROSS×OVER』で激闘するも、残り1秒でTKO負けを喫した。
前田はNJKFでバンタム、Sバンタム、フェザーと3階級制覇した強豪。44歳にしてSバンタム級4位につけている。こちらも50戦以上の戦績を持つベテランだ。
※立嶋は体重オーバーのため、会見は欠席。
前田
「(意気込み)立嶋選手が体重オーバーということで会見にいませんけど、試合はやってくれると思います。自分と立嶋選手の作り上げる空間を楽しんでもらえばと思います。(国内100戦目のレジェンドが相手となるが)自分がキックを始めるきっかけになったのが、立嶋さんと前田憲作さんの試合でした。当時は、凄い選手がいるんだなと強い影響を受けました。それから時は経ちましたが、まさか戦うことになるとは思っていなくて、話が来た時は嬉しかったです。その気持ちを明日はリングでぶつけたいです。(引導を渡す気持ちは)引退するかどうかは本人が決めること。自分と試合をすることで、もういいかなと思わせるように圧倒したいです。(対戦する嬉しさは)52戦やってきて一番のビッグネームですし、90年代に大活躍した時からは時間が経っていますが、話題になっていますしテンションが上がってやってやろうと思っています。(階級は)一時期フェザー級でやっていたので、大丈夫です。3分5ラウンドになったのも含めて拘りだと思うので、試合を受けることになりました」
▶︎次ページは、NJKF スーパーバンタム級王座決定トーナメント1回戦・繁那vs祖根亮麻、中島凛太郎vs藤井昴、その他の試合結果
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