まるで“高山vsドン・フライ”!?ノンストップ激闘の最終Rに「年間最高の殴り合いだ!」=英ボクシング
4月27日(日本時間)英国ロンドンで6万人以上の観客の前で行われたプロボクシング[ミドル級12R]クリス・ユーバンクJr(英)vsコナー・ベン(英)は大激闘。最終12R、互いに真向殴り合い、ガードもせず叩きつけるようなシーンの連続の末、ユーバンクJrが判定3-0で勝利した。各SNSでは「史上最高の殴り合い」「ロッキー映画のようだ」とファン大興奮だ。
【フォト&動画】ノーガードの殴り合い!グラつくも意地で返す名勝負
ユーバンクJr.は、傲慢なビッグマウスキャラで注目選手。元WBA暫定ミドル級王者で、元2階級制覇クリス・ユーバンクの息子だ。
対するベンも人気選手で、WBCウェルター級3位。こちらの父親も、やはり元2階級制覇ナイジェル・ベン。
この父親同士が1993年(引き分け)94年(ユーバンク勝利)と2度戦っており、30年以上を経て、その息子同士が戦うというストーリー性あるビッグマッチだ。
今年2月の会見では、ユーバンクJrがポケットから生卵を取り出し、そのままベンの横っ面をビンタする因縁。ちなみにこれで2000万円の罰金となった。更に前日計量ではユーバンクJrがわずか0.05ポンド(約22g)計量失敗し、なんと7000万円の罰金を支払った。
試合では、序盤、スピードに優るベンがリードし、3Rには右フックでユーバンクJr.のヒザが落ちる場面も。しかし次第に身体の大きいユーバンクJr.が前へ出ては、アッパーでグラつかせるなど優位に。次第にベンはロープに詰められる場面が目立つ。
そして12R、いきなり真向打ち合いから開始。ユーバンクJr.がガードも構わずショートのフックアッパーの嵐で詰め寄ると、ベンも身体を振りながらも右の打ち下ろし!ベンが左フックでヒザを落としかけるも、両者殴り合いをやめない。場内は湧き立つような大盛り上がりだ。
判定は3者とも116-112でユーバンクJr.に。試合後2人はそれぞれの父親と固く抱き合った。
SNSでは最終Rについて、著名ボクサー、元ボクサーたちも大興奮。ライアン・ガルシアは「マジでやばいバチバチ!1秒も目が離せなかった」オスカー・デ・ラ・ホーヤは「最高試合だ、どちらも勝者!」クラレッサ・シールズも「ベンは2階級上げてあそこまでやるなんて凄すぎ、涙が出そう、スペシャルすぎる試合」と多くの感動の声。ファンたちも「間違いなく歴史に残る」「年間最高”殴り合い”だよね」と大興奮だ。
今回4ポイント差も無かったという声も多く、再戦の可能性もある。また勝利したユーバンクJrは、カネロ戦を狙うという噂もあったが、どうなるか。
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