【キック】人気ビール売り子から選手へ!美脚キック炸裂し”超マッスル”女子からダウン奪う快勝!新王者に
7月6日(土)、愛知・ポートメッセなごやにて開催されたキックボクシング大会『HOOST CUP KINGS NAGOYA17』では、ナゴヤ球場の人気ビール売り子だったRINRIN(リンリン=RISING己道会)が “超ムキムキ”の素手ボクシングファイターに、美脚炸裂の三日月蹴りでダウンを奪う完勝で見事王座を獲得した。
【フォト・動画】彼女が美脚でハイキック!人気の売り子姿や、ビキニ姿も
RINRINは、中日ドラゴンズ2軍の本拠地・ナゴヤ球場にて、人気ビール売り子として長年活動していた。
幼少期より空手とキックボクシングを習い、空手では全国大会優勝の実績を持つ。売り子時代にもアマチュアキックに出場していた。
2023年に売り子を卒業し、同年12月にプロデビュー。173cmの長身から繰り出す蹴りを武器に、7戦無敗で[女子フェザー級(57.5kg)王座決定戦]に参戦した。
対戦相手は、WKC世界フェザー級王者の肩書を持ち、素手ボクシングのベアナックルファイトでも活躍するジャクリーネ・アヤラ(チリ)。 試合前日の計量では、男性も驚きのムキムキの腹筋と太い腕を披露。
一方、RINRINは黒のビキニ姿でスレンダーな体型。両者が同じ階級とは思えぬ対比が印象的であった。
試合は、1R、序盤、アヤラのカウンターのパンチを被弾し何度もぐらつき、あわやという場面もあったが、作戦を変更しボディへの攻撃に集中。すると、ドンピシャの三日月蹴りがヒットし、アヤラはたまらずダウン。
2R以降も追い込むRINRINに、アヤラは世界王者の意地で粘る。RINRIN優勢のまま最終ゴングとなり、判定3-0(30-27×2、30-26)で完勝。新設されたフェザー級王座を手にした。
RINRINはSNSで「ホーストカップ女子フェザー級チャンピオンになれました」「期待してもらえちゃうとね、応えたくなってがんばれちゃうタイプです」と喜びを綴った。
ファンからも「めちゃくちゃカッコよかった」「素晴らしいパフォーマンス」「熱い試合をありがとうございます!」と祝福の声が寄せられた。
今回、ホーストカップで新設された女子フェザー級(57.5kg)は、国内女子においては比較的体格の大きな階級であり、K-1やRISEなど国内主要団体では、まだ王座が設けられていない。
RISEではバンタム級(55kg)、NJKFミネルヴァではスーパーバンタム級(55.34kg)がこれに次ぐ階級である。
また、海外に目を向けると、ONEキックボクシングではストロー級として56.7kg級が存在し、欧州の各キック団体には体格の大きい選手も多く、対戦相手の選択肢は広がる。
長身を生かした空手技で無双するRINRINの、今後の活躍に期待したい。
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