2025/10/20（月）UP
（最終更新：2025/10/27 18:35）

メインは、ハイレベルな攻防の末にオランダのウィーカーズ（左）が勝利

『Road to Legend 6 in Nagoya』
2025年10月18日（土）愛知・Lives Nagoya

　メインイベントは、元Enfusionクルーザー級王者マックス・ウィーカーズvsボー・フーファン。
　ボーは中国WLFのエリートファイターとして知られ、マックスは今年、現K-1クルーザー級王者ティアン・ターザンとのEnfusionタイトルマッチで5ラウンドを互角に戦い抜いた実力者。無敵のターザン相手に判定まで持ち込んだそのタフネスで、ヨーロッパ中を驚かせていた。今回も互いにハイレベルな攻防を見せ、ウィーカーズが勝利。会場を大いに沸かせた。

対戦した渡口（右）とパレダ（左）

　他にも、プロ部門では渡口耀が、ベン・ウーリスが1週間前のオファーでインドネシアから招へいした若手のポーレンス・トンドウン・パレダと対戦。スピードとテクニックを存分に披露し、両者から一瞬も目が離せない試合展開となり、渡口がパレダを下した。

　セミプロ部門では、RISEで活躍する惺也が、ティアン・ターザンのジムから初来日となるモアド・コッソリと対戦。KO率100％の惺也だったが、今回は初の判定勝利を収めた。互いに技術をぶつけ合う見応えある一戦となった。

　また、ONEで活躍する与座優貫が弟・与座慶大のセコンドとして登場。慶大の対戦相手は、ベン・ウーリスが急遽Soma Fight Clubより連れてきたという19歳のロレンゾ・タカラオだった。非常に白熱した試合となり、慶大が見事勝利を収めた。

ゲストとしてサッタリらが来場

　ゲストとして来場したマハムード・サッタリは、最近オープンした自身のジムとLEGENDの正式提携を発表。現役ファイターでありながら、ビジネス面でも成功を収める稀有な存在であるベン・ウーリスは、今回LEGENDとのパートナーシップを締結し、来年のLEGEND参戦も決定した。

　さらに、元K-1プロデューサーのカルロス菊田氏はLEGEND大会アドバイザーとして参加し、ティアン・ターザンの所属ジムLuc Verheije Fight Club（ルク・フェルヘイエ・ファイトクラブ）の代表であるルク・フェルヘイエ氏も来場した。同ジムはLEGENDの完全パートナーとして提携している。

【プロ】

▼第16試合クルーザー級 -85kg
〇マックス・ウィーカーズ（オランダ/Team Heatubon）
判定3-0
●ポー・ファーファン（中国/QiHang Fighting Club）

▼第15試合スーパーウェルター級 -70kg
〇惺也（OISHI GYM）
判定3-0
●モアド・コッソリ（オランダ/Luc Verheije）

▼第14試合バンタム級 -55kg
〇渡口耀（Y’ZD GYM）
判定3-0
●ポーレンス・トンドウン・パレダ（インドネシア/SOMA FIGHT CLUB）

▼第13試合バンタム級 -52kg
〇丸石琉弥（RS誠道会）
判定3-0
●奥村真佑（OISHI GYM）

▼第12試合アトム級 -46kg
〇服部花凛（キングムエ）
判定3-0
●奥村百花（OISHI GYM）

▼第11試合クルーザー級 -85kg
〇トマス・ルメール（オランダ/Luc Verheije）
KO　2R 1分9秒
●ジャ・シャオミン（中国/Wei Rui Club）

【セミプロ】

▼第10試合 -57.5kg
〇与座慶大（愛琉）
判定3-0
●ロレンゾ・タカラオ（インドネシア/SOMA FIGHT CLUB）

▼第9試合 -53kg
〇峯澤蒼空（OISHI GYM）
判定3-0
●森瑠輝斗（KICK WAVE）

▼第8試合 -53kg
〇高井風真（KICK WAVE）
判定3-0
●草野大翔（TEAM EDEN）

【アマチュア】