「オーマイガー！」実況叫ぶ、恐怖のハイキックKO！相手は数分間も意識戻らず＝UFC

2025/10/27（月）UP
（最終更新：2025/10/28 03:22）

　10月26日（日本時間）アラブ首長国連邦のエティハド・アリーナで開催された総合格闘技イベント『UFC321』で実況が思わず“オーマイガー！”と叫ぶ恐怖のハイキックKO劇が起きた。

【フォト＆動画】実況絶叫「オーマイガー！」恐怖のハイキックKO

　KOしたのはクイラン・サルキルド（オーストラリア）。ライト級マッチのナスラット・ハクパラスト（モロッコ）との一戦だった。

　サルキルドは豪州エターナルの元王者でUFC2連勝、キャリア9連勝と絶好調。UFCデビュー戦は19秒殺KO勝利でパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得した。

　一方のハクパラストは、UFC15戦目のベテラン。現在5連勝中で今回の下馬評は有利だった。

　試合は1R、ジワジワと距離を詰めるハクパラストに対し、長身のサルキルドはミドル、前蹴り、タックルフェイントを織り交ぜ、ハクパラストを押し返す。

　構わず前に出続けるハクパラストが自身の距離を掴み始めた刹那、サルキルドの右ハイキックが炸裂！

　ガードの上から一撃をもらったハクパラストが吹っ飛ぶように前のめりダウン。現場実況も“オーマイガー！”と叫んだ。

　飛び込むように医療チームが失神したハクパラストを診察したが、彼の意識が戻ったのは数分後。まさに恐怖のKOフィニッシュだった。

　UFC3連勝、キャリア10連勝を飾ったサルキルド。なんと10日前の緊急オファーで、13kgの減量を強いられたという。勝利マイクで「これは100％ファイトボーナスのはず。次はランキング15位内の相手と戦いたい」と勝利を喜んだ。言葉通り、サルキルドはUFC3戦目で2度目のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを獲得した。

▼ライト級マッチ
●ナスラット・ハクパラスト（モロッコ）
KO 1R2分30秒　※右ハイキック
○クイラン・サルキルド（オーストラリア）

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