テコンドー五輪“銅”デスパイネ、ハイキック失神KO勝利でヘビー級新王者に！相手は倒木ダウン＝カラテコンバット

2025/12/07（日）UP
（最終更新：2025/12/07 12:15）

　12月6日（日本時間）に米国フロリダ州で開催された格闘技イベント『Karate Combat 58』のヘビー級タイトルマッチにて、挑戦者でロンドン五輪テコンドー80kg超級銅メダリストのロベリス・デスパイネ（37=キューバ）が王者のサム・アルビー（39=米国）に2R KO勝利。壮絶なハイキックで相手を失神させ、新王者に輝いた。

【フォト＆動画】壮絶ハイキックで失神KO！相手は倒木ダウン

　デスパイネは12年のロンドン五輪でキューバ代表としてテコンドー80kg超級で銅メダルを獲得した実力者。22年にMMA転向すると4連続KO勝利し、UFC契約を獲得。昨年3月に18秒KOデビューを飾ったが、その後は連敗。リリースされたが、同12月に新天地の「Karate Combat」で4秒殺KO勝利と華々しいスタート。6連勝の快進撃で王座挑戦に漕ぎ着けた。

　対するアルビーは元UFCファイターでキャリア50戦以上のベテラン。カラテコンバットでは無敗の4戦全勝、ヘビー級王座を2度防衛にしてる。

　試合は2R、デスパイネが俊速の右ストレートでダウンを奪いパウンド連打、アルビーは立ち上がったが、千鳥足状態。デスパイネの右ハイキックで2度目のダウンを奪うと、フラフラのアルビーに対し、トドメの右ハイキック！

　完全に意識が飛んだアルビーが倒木のようにダウンするとレフェリーが試合を止めた。圧巻のKO勝利で王者のベルトを巻いたデスパイネ。今後の活躍も楽しみだ。

『Karate Combat 58』
2025年12月6日（日本時間）米国フロリダ州
▼ヘビー級タイトルマッチ
●サム・アルビー（米国／王者）
KO　2R2分7秒　※右ハイキック
○ロベリス・デスパイネ（キューバ／挑戦者）
※デスパイネが新王者に

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