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【RIZIN】KINGレイナが重量級女子のド迫力バトルで腕十字極める

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2017/04/16(日)UP

▼第5試合 RIZIN 女子MMAルール 90.0kg契約 5分3R
○KINGレイナ(リバーサルジム 立川 ALPHA)
一本 2R 4分54秒 ※腕十字固め
●ジャジー・ガーベルト(ドイツ)

 KINGレイナは10年を超える柔道歴を持ち、インターハイ東京予選女子70kg級では3位に入賞、全日本サンボ選手権で優勝。また、柔術選手権大会にも出場し、アームロックや腕十字で一本勝ちして現在無敗(紫帯)。昨年11月にプロデビュー戦で一本勝ち、今年2月にはプロ2戦目で元UFCファイターのシェイナ・ベイズラーを破った。

 対戦するガーベルトはアルファ・フィーメルのリングネームで、日本の女子プロレス団体スターダムで活躍する女子プロレスラー。昨年の大みそかにRIZINのリングに上がり、ギャビ・ガルシアに挑戦状を叩きつけ、激しいにらみ合いを展開した。

 両者の間には20kg以上の差があるが、軽い方のレイナが了承したため、寝技での頭部への足による攻撃が認められたルールで行われる。

 1Rが始まると同時にレイナが殴りかかる。ガーベルトも打ち合いに応じ、両者がパンチを振り回しての打ち合いで場内がどっと沸く。レイナは投げでテイクダウンを奪うと上からパンチ、自在にポジションを変えながら顔面を打ち続ける。さらに容赦ない顔面へのヒザ蹴り連打。残り1分でマウントを奪うと、パウンドの雨を降らせるなど圧倒する。

 2R、ガーベルトのフックをもらって何度もレイナのアゴが跳ね上がる。それでも下がらないレイナだが、パンチを浴び続けて劣勢に。しかし、組み付くと投げでテイクダウンに成功。マウントを奪い、肩固めを狙うも失敗。またも頭部へヒザを叩き付け、再びマウントからパウンド。そして得意の腕十字で一本勝ち。

 見事、一本勝ちしたKINGレイナは王冠を被ってマイクを持つと、「まあ、この間のJEWELSは一本獲れなかったんですが、今回は獲れました。どうですか? そこで高田本部長、早くしてくれないと海外で試合やっちゃうので、次のRIZINにオファーするなら早くオファーして」と、高田延彦RIZIN統括本部長にふてぶてしい発言。

 すると高田統括本部長は「素晴らしい試合、素晴らしい勝利おめでとうございます」と称え、「海外に行かれるのは我々としては非常に困ります。ですから、早急にウチの榊原が次のRIZINに正式オファーをさせていただきます」と丁寧に返答した。

  ところがKINGレイナは「なんか言ってるので、こんな感じで」と、軽く受け流してリングを去った。

●全試合結果はこちら

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