【K-1】武居が強烈ボディ攻めでKO勝ち
▼第3試合 K-1 WORLD GP第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント一回戦(2) 3分3R延長1R
○武居由樹(POWER OF DREAM/Krush -53kg王者)
KO 3R 2分31秒 ※右ボディブロー
●アントニオ・オルデン(スペイン/Petrus&Lion Thaimartin)
※武居が準決勝へ進出。
今回のトーナメント出場選手の中で最年少となる20歳の武居。昨年6月に19歳で初代Krush -53kg王座を獲得。12月には初防衛にも成功し、2015年8月から無傷の8連勝を収めている。また、この試合は武居にとって初の国際戦でもある。
対するオルデンはムエタイルールを中心にスペイン国内でキャリアを重ね、25勝(2KO)2敗の戦績を収める25歳。今回が初来日だ。
1R、サウスポーに構える両者。オルデンがローを放つと、武居は一気に距離を詰めてパンチ連打を浴びせる。再び武居がパンチで間合いを詰めて来ると、オルデンはヒザ蹴りで応戦。お互いのパンチと蹴りが交錯するスリリングな展開となる。
2R、武居はたびたび右アッパーから飛び込みオーバーハンドの左フックを浴びせる攻め。オルデンはすかさずストレートを打ち下ろし、離れ際に強烈なミドルを返す。前に出てプレッシャーを掛けて来るオルデンだが、終盤に武居のボディブローとヒザ蹴りを被弾する。
3R、武居がパンチ連打でロープを背負わせるが、オルデンは至近距離からヒジ打ちを当ててしまい口頭注意が与えられる。再開後、武居のパンチで動きが止まるオルデン。武居は右ボディーを叩き込み、ダウンを奪う。
再開後、クリンチが多くなるオルデン。武居はいったん距離を取り直すと、右ハイから飛び込み、すかさず右ボディー。オルデンがかがみ込み2度目のダウン。武居が最終RでKOに仕留め、石田が待つ準決勝へと駒を進めた。
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