【KNOCK OUT】髙橋亮が宮元啓介との蹴り合いを制す(動画あり)
キックスロード
「KNOCK OUT 2018 OSAKA 1st」
2018年5月3日(木)エディオンアリーナ大阪第2競技場
▼第5試合 55.5kg契約 3分5R
〇髙橋 亮(真門ジム/NKBバンタム級王者)
判定3-0 ※50-49、49-48、50-47
●宮元啓介(橋本道場/元WPMF世界スーパーバンタム級王者)
宮元は空手仕込みの足技で国内軽量級のトップクラスで活躍。昨年12月のKNOCK OUTでは新日本キックのエース・江幡塁と対戦して判定2-0で敗れたが、ボディブローと三日月蹴りで江幡を追い込み“宮元強し”を印象付けた。
対する髙橋は関西の“髙橋三兄弟”の次男。昨年は7月のHOOST CUPでHOOST CUP日本バンタム級王者KING強介、11月のNJKFでNJKFバンタム級王者・玖村修平を破り、12月のKNOCK OUTではISKA K-1ルール世界バンタム級王者・小笠原瑛作からヒジ打ちでダウンを奪い引き分けるなど、国内トップクラスの実力を証明した。
1R、サウスポーの髙橋が攻撃を出すたびに場内からは地元ファンからの歓声が沸き起こる。両者蹴り中心でロー、ミドルを互角に蹴り合う。髙橋は左ハイも繰り出す。
2R、宮元が入って来るところに左のパンチを合わせる髙橋。宮元は右の三日月蹴りを突き刺しながら前へ出ていく。終盤、宮元は左右のボディブローをまとめ打ちして髙橋をコーナーへ追い詰める。
3R、強烈な左ミドルをヒットさせる髙橋に、宮元は右の三日月蹴りと前蹴りを返す。宮元はさらにヒザ蹴り。髙橋は宮元の蹴りに左ストレートのカウンターを狙い、宮元をのけ反らす場面も。
4R、髙橋は左ミドルと左ローをどんどん蹴り、左ストレートへつなぐ。両者パンチとヒジの打ち合いを繰り広げ、宮元は後ろ蹴りを見せる。
5Rも髙橋が強い左ミドルを蹴り、左ストレートで宮元を怯ませる。髙橋はさらに右フックも合わせる。それでも前へ出る宮元だが近づくと首相撲に捕まる。ミドルの蹴り合いから髙橋がパンチとヒジ。宮元は右ミドルの連打を繰り出す。
見応えのある蹴り合い勝負は髙橋が判定勝利。地元で関東の大物・宮元を喰って見せた。
髙橋はマイクを持つと「お兄ちゃんのKOから始まって今日KOめっちゃ多くてプレッシャーかかっていたんですが、自分の戦い方で強豪の宮元選手を倒せてよかったです。また大阪大会あるみたいなので遊びに来てください」とアピールした。
●編集部オススメ
・大阪進出第一弾で宮元啓介vs髙橋亮のスーパーバンタム級のトップ対決
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