【K-1】谷川聖哉がワンツーでRUIからダウン奪取、完勝でクルーザー戦線に名乗りをあげる
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~』
2021年3月21日(日)東京ガーデンシアター
▼第5試合 スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R
●RUI (K-1ジム福岡チームbeginning)
判定0-3 ※27-30、26-30、26-30
○谷川聖哉(K-1 GYM AGAMI-ONO KREST)
RUIは194cmの長身から繰り出す鋭い打撃が武器の重量級戦士。19年に行われた初代Krushクルーザー級王座決定トーナメントでは愛鷹亮、植村真弥を下して決勝に進むも、同郷の先輩であるK-Jeeに敗北。昨年11月に行われたK-1福岡大会では伏兵・ANIMAL☆KOJIにKO負けを喫し、故郷に錦を飾ることができなかった。本大会より所属をK-1ジム福岡チームbeginningとし再起を図る。
対する谷川は空手をバックボーンに持ち、K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス +75kg優勝の実績を持つ。当初1月大会でシナ・カリミアンとワンマッチを行う予定だったが、大会延期に伴い消滅。改めてDay.1でRUIとの対戦を迎えた。
1R、サウスポーのRUIがプレッシャーをかけジリジリと前進。谷川はRUIの入り際に右ハイキックを見せる。左ハイでバランスを崩したRUIを追った谷川の左フックが浅くヒット。長身のRUIが左ヒザを突き上げるが、パワー任せに前進する谷川がRUIを青コーナーに詰め左右フックを浴びせる。ラウンド終了直前には谷川が右の上段後ろ回し蹴りを見せる。
2R、RUIの左ミドルに合わせた谷川の左フックで2度RUIの腰が落ちる。ロープにRUIを押し込んだ谷川は左右フックからアッパー。後退するRUIを左フックで追撃する。RUIの打ち終わりに合わせる谷川の左フックが度々ヒット。しかし谷川はやや打ち疲れたか、手数が減ったところにRUIが距離を詰めヒザを突き上げる。
3R、プレッシャーをかけるRUIに左右フックで応戦する谷川。距離を詰めるのはRUIだが、内側からボディ、右アッパーを突き上げる谷川がRUIを押し戻す。離れたRUIが前進すると、谷川のワンツーがクリーンヒットし、たまらずRUIがダウン。立ち上がったRUIをラウンド内に仕留めきれなかったものの、終了のゴングを聞いた谷川は笑顔で青コーナーへ戻った。
判定は2者が4ポイント差をつける谷川の完勝。若き24歳の谷川が波乱のクルーザー戦線に名乗りをあげた。
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