【RIZIN】RENAが悔しい判定負け、韓国パクと打ち合いで差
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.33』
2021年12月31日(金) さいたまスーパーアリーナ
▼第12試合 RIZIN MMAルール(50.0kg)5分3R
●RENA(シーザージム)
判定0-3
○パク・シウ(KRAZY BEE)
RENAはシュートボクシング世界女子フライ級王者で、RIZINの旗揚げとともにMMAデビュー。そこからRIZIN女子を引っ張る存在として戦い、先月11月の沖縄大会で山本美憂にヒザ蹴りからの鉄槌連打でTKO勝利。2大会連続での参戦となる。
対するパクはDEEP JEWELSで活躍する韓国人ストライカー。元RIZIN王者であるハム・ソヒと同じTEAM MADにかつて所属し「ハム・ソヒの妹分」として知られており、現在は山本美憂と同じKRAZY BEEに所属。今回はRIZIN初参戦を果たす。
1R、オーソドックスの両者はローを蹴り合い様子を見る。両者お互いの距離感を探っていたが組み合いとなり、パクがRENAをコーナーに押し込む。パンチを送りながらテイクダウンを狙うパク。しかしRENAが体を入れ替え、細かなパンチを顔とボディに送って嫌がらせ、ヒザもパクのボディに打ち込んで終える。
2R、組みに出るパクはタックルで出てテイクダウン。ガードを組み下からの仕掛けを狙ったRENAだが、パクはここから立ち上がり、RENAが立つところにサッカーボールキック。RENAが組みついてもパクが足を刈りテイクダウン。RENAは立ち上がるが、ここもパクが蹴りをヒット。RENAが組みついても、パクは体を離して距離を取る。ならばとRENAは首投げを決めるが、パクは投げられた勢いを使って立ち上がる。RENAはしかしスタンドで前蹴り、右クロスとヒットし2Rを終了。
3R、組みに出てコーナーに押し込んだパクだが、RENAが逆に足を払いテイクダウン。しかしRENAはパクを立たせてスタンド戦を要求する。組みつくパクだが、RENAはパクとの間に腕を差し入れテイクダウンまで持ち込ませない。逆にパクをグラウンドに倒すが、パクは下から蹴り上げを連発する。レフェリーがブレイクしてパクを立たせる。
パクはタックルでRENAをコーナーに押し込むも、展開がなく再びレフェリーにブレイクされる。
パクは組みつきRENAをコーナーに押し込み、パンチとヒザを打ち込み試合を終える。
判定は3-0でパク・シウ。戦前、両者はお互い打ち合い勝負を宣言していたが、実現せず。パクが波乱の勝利をやってのけた。
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