TOP > 新着情報 > 試合結果個別

【ONE】“ミャンマー英雄”ンサンの打撃が封じられた！宿敵ビグダシュがグラウンド地獄で３度目の対戦に決着

2022/02/26（土）UP

ビグダシュが“ミャンマー英雄”ンサンの打撃を封じ３度目の対戦に決着

ONE Championship
『ONE: FULL CIRCLE』
2022年2月25日（日本時間）シンガポール・インドアスタジアム
▼ミドル級
●アウンラ・ンサン（ミャンマー）
判定0-3
○ビタリー・ビグダシュ（ロシア）

【フォト】ンサンの右ストレートをタックルでギリギリかわした瞬間！

“ミャンマー英雄”ンサンが弓を引くポーズで入場

　“ミャンマーの英雄”で元ONEミドル級＆ライトヘビー級世界王者・アウンラ・ンサン（ミャンマー）が積年のライバル・ビタリー・ビグダシュ（ロシア）と対戦した。
　両者は今回が3度目の対戦。過去の2戦は1勝1敗のイーブン。2017年1月の初戦は判定でビグダシュが勝利し、同6月の再戦ではンサンが判定でリベンジに成功している。両試合ともに激戦となり、多くのファンを魅了した。
　5年の月日を経ての一戦は果たしてどうなるか期待された。

打撃戦に出るビグダシュ、そこからタックルなどグラウンドに変化した

　1R、ビグダシュが首相撲からヒザ蹴りを連打。続けて、組みついてテイクダウンに成功するも、ンサンがケージを利用しながら立ち上がる。
　反撃するンサンだが、アイポークとバッティングが重なり試合が中断。再開後、ビグダシュが両足タックルからテイクダウン成功。ビグダシュがバックマウントを奪いパンチを落とすが、ンサンの後頭部を殴ってしまい、2度目の試合中断。
　残り1分でスタンド再開、ビグダシュが両足タックルでテイクダウン成功し、バックを取った状態でラウンド終了。ビグダシュの組みつきとテイクダウンが打撃が得意なンサンを封じる展開だ。

ンサンの打撃をタックルで封じるビグダシュ(C)ONE

　2R、ビグダシュが首相撲からヒジでテイクダウン成功。しかし、ンサンがすぐに立ち上がる。組んだ状態で、ンサン右ヒジがヒット！　ビグダシュが首相撲で組むと、ボディを連打するンサン。ビグダシュはスタミナが切れたか、失速する。しかし、ビグダシュが再びテイクダウンからバックポジション奪取し、4の字フックの状態からパウンドを落とし続けンサンの打撃を封じる。