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【ベラトール】スタッツが前王者アーチュレッタに逆転のハイキックKO勝利！バンタム級暫定世界王者に

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2022/04/24（日）UP

スタッツの左ハイキックのヒザがアーチュレッタの顔面を直撃した瞬間＠bellatormmaより

Bellator MMA
『BELLATOR 279』
2022年4月24日（日本時間）米国ハワイホノルル　Blaisdell Arena

▼バンタム級ワールドGP 準々決勝兼暫定王座決定戦
●フアン・アーチュレッタ（米国）
KO　3R16秒　※左ハイキック→パウンド連打
〇ラフェオン・スタッツ（米国）
※スタッツが暫定王者に

　アーチュレッタはベラトールの前バンタム級王者。20年9月に王座決定戦でパッチー・ミックスを破って王者となるも、昨年5月の初防衛戦でセルジオ・ペティスに敗れ王座陥落となってしまった。

　スタッツはグランプリの優勝候補にも挙げられる実力者。レスリングと豊富な運動量・スタミナを武器にここまで18戦1敗。同じくグランプリ出場の強豪マゴメド・マゴメドフを降し、その評価を高めた。

　当初グランプリには現王者のセルジオ・ペティスが出場予定だったが怪我で欠場。代わりに前王者のアーチュレッタが出場となり、スタッツとの一戦は暫定王座決定戦となった。

　1R、アーチュレッタが左ジャブの連打から右ストレート。しかしスタッツも臆さず左ストレートを返す。アーチュレッタは片足タックルから持ち上げてテイクダウン。金網を背負わせられたスタッツだが立ち上がり、アーチュレッタが再度テイクダウンを迫ってもこれをこらえる。そして残り1分で体を放す。アーチュレッタがパンチで攻めるも、今度はスタッツがタックルに入りテイクダウン。アーチュレッタが優勢のラウンド。

　2Rもアーチュレッタは右ストレート、左ジャブと積極的に攻撃を繰り出す。スタッツはタックル、左ミドルと繰り出すがアーチュレッタは止まらない。打撃から組みに出てスタッツを金網に押し込む。だが、ここはスタッツが体を放す。

　なおも打撃で出るアーチュレッタにスタッツがよいタイミングでタックルに入るが、アーチュレッタはテイクダウンに至らせずスタッツを金網に押し込む。ここでもアーチュレッタが試合の主導権を握る。

　3R、前に来るアーチュレッタに対しスタッツは距離を取る。そして左ハイキックを繰り出すとこの左ヒザが当たりダウン。スタッツはマウントになりパンチとヒジを打ち込み、レフェリーがストップした。

　暫定王者のベルトを巻いたスタッツは「やったー！ハワイ、みんなのことを愛してます！このベルトが欲しければ掛かってこい！誰が来ても関係ない、欲しければ取りにこい。（ハイで）ストンと倒れていくのが見えて“おぉ”と思ったよ。レスリングで（アーチュレッタが自分に）相手できるのを見てスゴいなと思った。彼もよかった。みんなありがとう、レッツゴー！」と陽気なキャラクターを全開に喜びを表した。

▶︎次ページは【動画】スタッツが左ハイキックから怒涛のパウンドKO！アーチュレッタが初のKO負けに

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