【ONE】“中国の神童”18歳のペイメンが判定勝利、ロシア強豪ジクレーブとの激闘を制す
ONE Championship
『ONE 159: DE RIDDER VS. BIGDASH』
2022年7月22日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム
▼ストロー級(₋56.7kg) キックボクシング
〇ジャン・ペイメン(中国)
判定3-0
●アスランベック・ジクレーブ(ロシア)
ペイメンは、163㎝の身長ながら圧倒的なスピードを武器とする期待の18歳。その類い稀なセンスから“中国の神童”と呼ばれる。
対するジクレーブは“欧州キック界のスター”。20年11月のONEデビュー戦で、今年22年8月にK-1に参戦予定のワン・ジュングァンと対戦し、スプリットの判定勝利を収めている。
1R、ペイメンが左ミドルを蹴り、左右のボディ打ちと回転力のあるパンチを放つ。ジクレーブの蹴りがローブローとなりタイムストップ。再開後、ジクレーブはよく見てカウンターのヒザ蹴り、右ローをヒットさせる。前に出るジクレーブに対して、ペイメンも左フックを返す。
2R、ペイメンが前蹴りからバックブロー、近距離でカウンターの右ストレートをクリーンヒット。だが、ジクレーブは下がらず前進を続け、コツコツ左右のローを蹴り込む。再びジクレーブの蹴りが下腹部に入ってしまう。再開後、ペイメンが右ハイキック、右フック、バックブローをヒットさせる。ダメージがないのか、ジクレーブは前進を止めない。ヒット数ではペイメンが上回る印象。
3R、ペイメンがカウンターで左フック、右フックを連続でヒット。ジクレーブはそれでも前に出て、打ち合いを仕掛ける。ジクレーブが前蹴り、右ハイキックを放つ。ワンツーを見舞うペイメンに対して、ジクレーブは飛びヒザ蹴りを見舞う。
残り1分、近距離でフックを見舞う両者。ジクレーブのバックブローに、ペイメンはワンツーを合わせる。最後までパンチ、蹴りを出し続けた両者。会場からは大きな拍手が贈られた。
手数、クリーンヒット数で上回ったペイメンが判定3-0で勝利。ペイメンは勝利者コメントで「最年少チャンピオンになりたい。すぐにタイトルショットをしたい。自分は中国のために戦う」と勝利を喜んだ。
▶︎次ページは【動画】ペイメンが右ハイキックからバックハンドブローを炸裂!
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