【ベラトール】暫定王者スタッツがWGP決勝進出、サバテーロとの接戦を制す
Bellator MMA
『BELLATOR 289』
2022年12月10日(日本時間)米コネチカット州アンカスビル
▼バンタム級WGP準決勝&同級暫定タイトルマッチ
○ラフェオン・スタッツ (米国/王者)
判定2-1 ※48-47×2、45-50
●ダニー・サバテーロ(米国/挑戦者)
※スタッツが王座防衛、WGP決勝進出
スタッツはレスリングと豊富な運動量・スタミナを武器に持つ実力者。前戦となる4月のWGP準々決勝&暫定王座決定戦でフアン・アーチュレッタを左ハイキックからのパウンド連打でKOし、暫定王者のベルトを手にした。
対するサバテーロは元TitanFCバンタム級王者。レスリング力を武器に現在7連勝と勢いに乗っており、6月の前戦ではレアンドロ・イーゴを判定で下し、グランプリ4強入りを果たした。
試合は1Rから身体能力の高い両者によるハイスピードバトル。お互いタックルや投げでテイクダウンを奪うも、それ以上の攻撃を許さない。
スタッツがジャブや蹴りを当てながらコツコツとダメージを与えるのに対し、サバテーロは果敢にタックルを仕掛け、テイクダウン、グラウンドでコントロールしていく。
一進一退の攻防の流れ、最終5Rも止まることなく攻め続ける両者だが、お互い大きなダメージを与えるほどの決定打はないままに、勝負は判定へ。
判定は1名がサバテーロを支持(50-45)するも、残り2名は競った内容でスタッツを支持(48-47×2)。暫定王者のスタッツが王座を守り、WGP決勝進出を決めた。スタッツは決勝で、パッチー・ミックスと対戦する。
▶︎次ページは【動画】暫定王者スタッツ、鋭いジャブを次々にヒット!
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