【パンクラス】“黒い”ビルダー系女子・沙弥子がプロ初の一本負け、台湾強豪のチョークでタップ
両者パンチを振り合う
パンクラス実行委員会
『PANCRASE 330』
2022年12月25日（日）神奈川・横浜武道館
▼第1試合 アトム級 5分3R
●沙弥子（リバーサルジム横浜グランドスラム）
一本 2R2分17秒 ※リアネイキッド・チョーク
〇ジェニー・ファン（AACC/台湾）
沙弥子の入場
沙弥子は柔道で10年のキャリアを誇り東京学生選手権で3位入賞の実績を持つ。フィットネスインストラクターとしての顔も持ち、ボディビルでも17年6月に『第25回 東京オープンボディビル選手権』において「ミスビギナー」カテゴリーで3位入賞などの実績を誇る。プロ戦績は6勝1敗で、3年ぶりの復帰戦となった今年9月の試合ではアームロックで一本勝ちを収めた。
対するファンは柔道をベースに持ち、ONEチャンピオンシップでキャリアを積んできた。プロ戦績は5勝5敗で、ONEではV.V Mei（山口芽生）と2度の対戦経験がある（いずれも敗北）。今回は2019年以来実に3年ぶりの試合。
キックを蹴る沙弥子
1R、互いに激しくパンチを振り合う中、ファンのワンツー、カーフキックがヒットする。沙弥子も果敢に前に出るがファンの左を連続でもらう。残り10秒のところで沙弥子はタックルに行くもここでラウンド終了。
2R、テイクダウンに行く沙弥子だがファンはしっかりと防ぐと逆に左右のストレートを当ててダウンを奪う。さらにファンは立った沙弥子のバックを奪取してバックチョーク。ガッチリと極まり沙弥子がタップ。ONEからの刺客がその実力を見せつける一本勝ちを見せた。
▶︎次ページは【フォト】ファンのチョークがガッチリと極まる瞬間
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