【DEEP JEWELS】“美ボディ戦士”ケイト・ロータスが判定負け、青野ひかるのレスリング力に一歩及ばず
青野がケイトに判定勝利
DEEP事務局
『DEEP JEWELS 40』
2023年2月18日（土）東京・新宿FACE
▼第7試合 DEEP JEWELS 49kg 以下 5分2R
〇青野ひかる（ストライプル新百合ヶ丘）
判定3-0 ※20-18×2、19-19（マスト判定青野）
●ケイト・ロータス（KING GYM KOBE）
下からの攻めを見せるケイト
青野は日本大学レスリング部出身で全日本社会人選手権48kg級優勝、全日本学生選手権48kg級優勝、アジアビーチゲームズ50kg級優勝など女子レスリングで数々の実績を持つ。前戦は今年3月に須田萌里に一本負けしており、約1年ぶりの試合となる。
対するケイトは空手（全空連）と柔道で黒帯を持ち、19歳からボディビルにも励み、美ボディコンテストで入賞したほどのパワーとビジュアルを兼ね備えたファイター。19年12月のプロデビュー戦は腕十字で一本勝ちした。昨年5月に長野美香に逆転一本負け、続く7月にはARAMIに判定負けを喫し連敗するも、9月には竹林愛留に判定2-1で勝利している。
青野がレスリング力でケイトを苦しめる
1R、青野がシングルレッグでテイクダウン。ハーフガードからサイドを奪った青野は反転して脱出を試みるケイトを逃がさず、マウントを奪取すると肩固めへ。ケイトは青野の顔を押して隙間を作ると反転して脱出するが青野はそこへ腕十字を合わせる。ケイトはさらに回転し腕を抜くことに成功する。
2R、青野の指がケイトの目に入り中断。再開後、すぐに青野がタックルでテイクダウン。ケイトは下からクローズドガードを組んで三角絞めや腕十字を狙うが青野は落ち着いて防ぐ。
悔しい表情のケイト
青野がサイド、バックと優位なポジションをキープするが後半、ケイトがトップを取り返すことに成功、パウンドを落としていくが青野は下から腕十字を狙う。試合は判定となり青野が勝利。持ち前のレスリング力を発揮し連敗脱出を果たした。
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