【RISE】二階級制覇・田丸辰が風音に勝利、世界トーナメント出場へ「もう”天心2世”じゃない」
RISEクリエーション
『RISE ELDORADO 2023』
2023年3月26日(日)東京・有明アリーナ
▼第9試合 Super Fight!-54kg契約 3分3R延長1R
〇田丸 辰(TRY HARD GYM/初代RISEフライ級王者、初代RISEスーパーフライ級王者)
判定3-0 ※30-29×2、30-28
●風音(TEAM TEPPEN/RISEスーパーフライ級1位、RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント優勝)
田丸はデビューから10連勝してスーパーフライ級のベルトを巻き”天心2世”と謳われた。しかし19年、鈴木真彦を相手に初の敗北を喫してからは5戦して1勝3敗1ノーコンテスト。苦しい時期が続いたが22年10月に復活勝利でフライ級のベルトを獲得し二階級制覇を達成。今年1月にもクンスックノーイに勝利し連勝中だ。
対する風音は21年のRISE-53kgトーナメントで大番狂わせを起こし優勝。22年4月には同門である那須川天心と拳を交え、続く同年6月の『THE MATCH 2022』でK-1の黒田斗真を撃破した。
今年7月に開催される世界トーナメントの出場者決定戦でもある一戦。勝って世界への切符をつかむのはどちらか。
1R、田丸の右ミドルに風音は細かくジャブを突いて右ストレートを振る。風音はストレートやヒザで飛び込むような攻撃を繰り出すが、田丸は左ミドルや左ストレートを合わせる。
2R、互いに近距離ではパンチのコンビネーション、オーソドックスの風音はサウスポーの田丸の前足をひっかけるようなインロー、さらにワンツーを当てる。ステップを踏んで距離を取る風音を、田丸は追って左ストレート。これが当たり一瞬、風音は動きが止まるが、何とか打ち返す。
3R、風音はテンポを上げ、前へ出てパンチをまとめるが、田丸は慎重に見て、攻撃の隙間にパンチを入れていく。追う風音に対し、田丸はポイントで優位と見たか無理はしない。守りつつ丁寧に単発のパンチを放っていく。
判定は3-0で田丸。判定のコールを聞くと、田丸は喜びで絶叫し、吠えた。田丸が中盤の右ストレートを効かせ、7月の世界トーナメント出場権を手にした。
田丸はマイクで「過去の自分を超えるために絶対負けられない試合だったので、勝てて嬉しい。スーパースターになりたくて、もう”天心2世”じゃなくて、田丸辰って名前をもっと知ってもらいたい」と嬉しさを爆発させた。
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