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【UFC】バティスタが5連勝、代役緊急参戦のブラックシアを判定で下す

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2023/08/20（日）UP

WME-IMG
『UFC 292』
2023年8月20日（日・日本時間）アメリカ・マサチューセッツ州ボストン TDガーデン
▼バンタム級
●ダモン・ブラックシア （アメリカ）
判定0-3　※28-29×2、27-30
〇マリオ・バティスタ（アメリカ）

　ブラックシアは14勝5敗1分の戦績を持ち、9つの一本勝ちがあるグラップラー。現在2連勝中で、前戦ではUFCの歴史で3度目となる、相手の背骨を極める関節技、ツイスターでの一本勝利を収めている。

　対するバティスタも12勝（2敗）のうち6勝が一本のグラップラー。現在4連勝中と好調で、さらに3連続一本勝利と勢いづいている。

　本来はコディ・ガーブランドがバティスタと対戦予定だったが負傷欠場により、ブラックシアが前戦からわずか7日間で連続参戦することとなった。

　1R、前手を伸ばしながら距離を詰めて行くブラックシアが、組み付いてケージに押し込んで両脇を差し、テイクダウンに成功。バティスタが立つと、ブラックシアはタックルからバックに回るが、バティスタは向き直るとギロチンチョーク。かなり深く入っているように見えたが、バティスタは首を抜いて脱出する。

　2R、飛び込むようにしてパンチを振っていくバティスタ、タックルも見せるがブラックシアが切る。それでもバティスタは前へ出て、パンチとタックルを織り交ぜて攻める。ブラックシアもタックルを仕掛けるがバティスタは倒されてもすぐ立つ。

　3R、前進するバティスタは何度もタックルに行き、遂にこの試合初めてのテイクダウンに成功。バックに付いてブラックシアをコントロールしつつチョークを狙う。終盤、ブラックシアが脱出して立つも、バティスタはスクランブルから最後もトップポジションを取って試合を終えた。

　判定は3－0でバティスタ。3ラウンドを通してスタンド、グラウンド共に攻め続けてブラックシアを下し、5連勝を挙げた。

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