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【RIZIN】貴賢神、進化見せるも逆転KO負け、“怪獣キラー”荒東は10戦全勝

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2023/10/01(日)UP

貴賢神(右)は荒東(左)にKO負けでRIZIN初勝利ならず

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA』
2023101日(日)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
▼第5試合 RIZIN MMAルール:5分3R/ヘビー級(120.0kg)
●貴賢神(フリー)
TKO 2R 4分55秒 ※スタンドパンチ
〇荒東“怪獣キラー”英貴(パラエストラ大阪)

強烈なパンチを飛ばす貴賢神(右)

 貴賢神は今大会で第11試合に出場するスダリオ剛の双子の弟。中学卒業後に相撲を始め、17年には新十両に昇進を果たした。しかし、21年に不祥事を起こして相撲界から引退。昨年4月にRIZINでデビューするもここまで2連敗となっている。

【フォト】貴賢神スタンディングダウンでKO負け!攻勢だった1Rの写真も

 荒東は柔道出身でタイ在住時にムエタイを習いMMAデビュー。昨年8月に開幕したGRACHAN無差別級トーナメントでは3試合を勝ち抜きベルトを獲得。ここまで9戦9勝無敗を誇っている。

荒東がローキック、貴賢神はパンチで攻める

 1R、ジャブを突き回る貴賢神に荒東は器用にムエタイ式の左の蹴りを放って追う。貴賢神はジャブを上下に放つが、荒東は距離を詰めてフックを連打。貴賢神は足払いで倒れてもすぐに立ち、再びリーチを活かしてジャブを突き回る。ラウンド最後は荒東に右ストレートのカウンターを効かせ、腰が落ちた荒東に連打とヒザのラッシュでKO寸前まで追い込む。

 2Rも貴賢神はジャブを突き回るが、荒東は左右フックで攻め、タックルでテイクダウン。貴賢神はすぐに立ち再び回るが、荒東はパンチ&左ミドル。この蹴りでボディを効かせ、荒東はボディフックも追撃。そこから連打をまとめ、スタンディングダウン状態の貴賢神を見てレフェリーが試合を止めた。

テイクダウンに成功した荒東(上)

 勝利した荒東は「みなさん、勝ったよ! 貴賢神選手強くなってたよ! いろいろ言ってたけど俺が本物じゃい! みなさん応援してください! 怪獣キラーチャンネル、登録お願いします!」と存分に自身をアピールしてケージを後にした。

▶︎次ページは【フォト】貴賢神スタンディングダウンでKO負け!攻勢だった1Rの写真も

※全試合結果はこちら

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