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【K-1】”フルコン空手対決”は山口翔大が逆転KO勝利！星龍之介との大激闘を制す

2023/12/09（土）UP

パンチを打ち込む山口

K-1実行委員会
『K-1 ReBIRTH2』
2023年12月9日（土）エディオンアリーナ大阪
▼第6試合　K-1クルーザー級/3分3R・延長
●星龍之介（日本/POWER OF DREAM）
TKO 3R1分
〇山口翔大（日本/TEAM3K）

【動画】山口が剛腕の連打で衝撃KO！

星がパンチを打ち込む

　星は極真会館『第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』で6位に入賞するなど空手で活躍。4戦4勝（4KO）と無敗で進んだが、7月にKOでカルロス・ブディオに敗れ初敗北を喫してしまった。

　対する山口は白蓮会館全日本大会5度優勝しJFKO全日本大会重量級2連覇などフルコンタクト空手で輝かしい実績を残しており、キックでも国内王座を戴冠。これまで5戦5勝（2KO）と無敗。フルコンタクト空手の強豪同士の対決となった。

パンチを放つ両者

　1R、ガードを上げて向かいローを放っていく山口だが、星は左フックでとらえダウンを奪取。立ち上がってきた山口に星は冷静にガードの空きを見てアッパー、フック、ローと攻める。山口は胴回し回転蹴りで反撃するもクリーンヒットとならず。星は攻勢を止めない。山口も星の打ち終わりに左右フックを返すが星が攻勢。すると、山口が右ストレートを連続で当て、そこから右ショートフックでダウンを奪い返す。ラウンド最後も連打をまとめ、星を一方的に打ち込み終了。

　2R、山口はガードを固め、カーフキック、三日月蹴りと放つ。両者クリンチが多くなりレフェリーが注意を与える。星はパンチ主体の攻めとなり、そこからボディへのヒザ。さらに右アッパーも山口に打ち込む。だが接近戦でのヒザが山口にローブローとなってしまい一時中断。再開すると、山口は右・左とフックを連続でとらえ星をフラつかせる。

強烈なパンチを浴びせる山口

　3R、山口はロー、胴回し回転蹴りと放ち、パンチで来た星に右ショートフックをカウンターし、フラつかせてスタンディングダウンを奪う。山口はそこからアッパー、フックから右フックをクリーンヒットし、ここでレフェリーがストップした。

　勝利した山口は「フルコンタクト空手から来ました山口翔大です。めちゃくちゃどん臭いんですよね。実力は星くんの方が上ですけど、フルコンタクト空手を28年やってて、土壇場を経験してるので、なんとか踏ん張ることができました。SNS調子乗ってるんですけど、技術はないですけど根性はあるので、フルコンタクト空手最高！」と喜びを届けた。

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