【ボクシング】”井岡の弟分”重里侃太朗がフルマークの完勝、世界ランカーのダナイを撃破する
12月31日(日)東京・大田区総合体育館にて行われた『WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ』のアンダーカード[スーパーフライ級 8回戦]では、“井岡の弟分”重里侃太朗(志成)がフルマークの判定完勝(80-72×3)で、同級WBC世界19位ダナイ・ギアッブプーキアオ(タイ)を下した。
重里はこれで6勝(2KO)1分と無敗記録を伸ばした。
重里はアマチュアで戦績を残し、現在日本スーパーフライ級6位。井岡とは幼少時からの知り合いで“お兄ちゃん的存在”だと言う。
対するダナイはWBC世界ライトフライ級19位に入っており、20勝(12KO)4敗。21年にはWBCミニマム級世界王者パンヤ・プラダブスリへの挑戦経験も持つ。
互いにサウスポー、ダナイは積極的に飛び込んでいくも、重里は長いリーチでワンツー、2Rからは左ストレートや右でボディも攻める。
重里は4Rラストには強烈ワンツーで、ダナイの動きも止める。
しかし後半はダナイが足を止めての接近戦を挑むと、重里も迎え撃ち、相打ちの場面も目立つ。
7、8Rはまたもダナイがステップを踏み出し、重里が追いつつジャブ、ワンツーを入れていった。
判定は3者ともに全ラウンド重里につける完勝。世界ランカーを撃破した。
この試合の様子(写真はクリックで拡大します)
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