TOP > 試合結果個別

【パンクラス】無敗の新星・神谷大智、貫禄一本で5連勝！“暴走柔術”平信一をチョーク葬

2024/03/31（日）UP

神谷がバックからチョークを仕掛ける

パンクラス
『PANCRASE 341』
2024年3月31日（日）東京・立川ステージガーデン
▼第9試合　ライト級／5分3R
●平信一（綱島柔術/ZST）
一本　3R3分8秒　※リアネイキッド・チョーク
〇神谷大智（BRAVE GYM）

　平は“暴走柔術”の異名を持ち、誰が相手でも突貫するファイトスタイルが魅力。かつてはボブ・サップとの対戦をアピールし、2017年にはサップ戦を実現させるべく、“ロード・トゥ・サップ”と題して無差別級での試合を続けていた。前戦は丸山数馬に判定負けを喫している。

　対する神谷は柔道をベースに持ちキャリア4戦の新人ながらデビュー以来全勝としている。

神谷のチョークがガッチリと入り、苦しむ平©PANCRASE

　1R、四つに組んでいく平だが、テイクダウンを奪ったのは神谷。下からパンチを出す平を神谷はしっかりと抑え込むが、平は下から足関節を仕掛けて脱出。だが神谷はすぐに再びテイクダウンする。

　2R、パンチで入っていく平だが、またも神谷にテイクダウンを許す。ハーフガードで抑え込むと神谷は細かくパウンド、さらにマウントから肩固めも狙う。逃げる平だが神谷はバックを奪いチョークに変化する。平はディフェンスしつつ太ももへヒジを落とす。

　3R、距離を詰めてフック、アッパーを振る平に神谷も応戦するが神谷のヒザが金的となり中断。再開後、神谷が組みからバックを奪取。2ラウンドと同じく4の字ロックを組んでチョークを狙う。バックを取られながらも後ろの神谷へパウンドを連打する平だが、神谷はその隙を突いてチョーク！　今度はガッチリと入り平がタップし、神谷がベテランを下し5連勝を飾った。

▼【フォト】神谷がチョークで一本勝ち、激闘ハイライトシーン
（写真はクリックすると拡大します）