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【RIZIN】倉本一真、“顔面流血”も韓国ジヨンとの接戦を制す！対抗戦は日本が先勝

2024/04/29（月）UP

倉本が韓国ジヨンに接戦勝利！

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.46』
2024年4月29日（月・祝）東京・有明アリーナ
▼第6試合　日韓対抗戦 RIZIN MMAルール：5分 3R（61.0kg）
〇倉本一真（リバーサルジム新宿MeWe）
判定2-1
●ヤン・ジヨン（Jeju Team the King）

顔面流血の倉本

　倉本はレスリング・グレコローマン全日本3連覇を経てMMAに転向しRIZINに参戦するも、ここまで3勝3敗で現在は元谷友貴、太田忍と2連敗中。白星が欲しいところだ。

　対するジヨンは22年7月の沖縄大会で朝倉海との対戦が予定されていたが、海の負傷で代役の昇侍と対戦し一本勝ち。同年11月にも勝利しRIZIN2連勝。現在ROAD FCでも3連勝し、昨年12月には強打で8秒KOを果たしている。

　1R、倉本は前に出て組みつき、ジヨンをコーナーに押し込む。ここで粘られると、自ら寝ころびヒールホールドを狙う。だが、ここはジヨンが足を抜く。
　ジヨンの打撃をかいくぐって倉本はタックル。ジヨンに背中を着かせマウントに進めるが、ここで初回終了。

倉本のオーバーハンドにジヨンは飛び膝蹴り

　2R、ジヨンはヒザを見舞い、これで倉本の目じりをカット。倉本がタックルで来てもジヨンはカウンターのギロチンチョーク。しかし倉本は極めさせずに頭を抜き、コーナーまで運ぶと1Rに続き足関を狙う。ジヨンはここも足を抜いてヒジで反撃。そしてスタンドに戻るとストレート、ヒザと攻める。
　目の傷と出血をドクターチェックされる倉本だが、ラウンド最後はタックルでテイクダウンして終える。

　3R、ジヨンがストレートを当て、倉本は組んで行くが、ジヨンは倒されずにこらえる。そして倉本から体を離し、倉本がなおも足関を繰り出していっても極めさせない。そしてパンチの連打で倉本を下がらせ、胴に飛びつきフロントチョークを仕掛けて終える。

　判定は倉本、ジヨンの後で最後の1者は倉本。流血戦を制した。

　勝利した倉本は「殴られて血だらけになっちゃったけど勝ててよかったです。日本が全勝してくれるので、応援よろしくお願いします」と観客に訴え、かつて山本“KID”徳郁がキコ・ロペス戦の勝利後に語った「今日はぐっすり眠れるわ」のフレーズを引用してオマージュした。

※全試合結果はこちら

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