TOP > 試合結果個別

【DEEP】顔面流血の白川“ダーク”陸斗、中村大介との打ち合い制し激勝！

2024/07/14（日）UP

白川が激闘の末に勝利！

DEEP事務局
『DEEP 120 IMPACT』
2024年7月14日（日）東京・後楽園ホール
▼第8試合　DEEPフェザー級 5分3R
●中村大介（夕月堂本舗）
判定1-2　※30-27、28-29×2
〇白川“ダーク”陸斗（JAPAN TOP TEAM）

パンチを交差させる両者

　白川はTHE OUTSIDER出身で、15年にDEEPでプロデビュー。20年のRIZIN初参戦は萩原京平にTKO負けするも、その後4連勝（RIZINは3連勝）。めまい症の手術を経て、RIZINで昨年9月に中原由貴と、今年2月に矢地祐介と対戦するもいずれも敗れた。　

　対する中村は60戦もの戦績を持ち、12年にはDEEPライト級王者に。鋭い打撃と腕十字を得意技とし、21年2月には元RIZINフェザー級王者・牛久絢太郎にヒザ蹴りでKO勝利、同年10月には現パンクラス同級王者の新居すぐるに腕十字で一本勝ち。しかし現在は韓国BLACK COMBATとの対抗戦や、現DEEP同級王者・青井人との試合で3連敗中だ。

フルスイングの白川

　1R、中村は右ローキック。白川も返し、右カーフキックを蹴り、バランスを崩させる。白川は左から右。中村はタックル失敗も、左から右ローキック。白川は打撃で追い込んでいく。中村はガードを下げて右を放つ。白川の右が入るも、顔をよけてディフェンスの中村は、足関節をとりにいく。逃げる白川。激しい攻防となる。カーフキックを受けて身体が揺れる中村だが、前へ出てフリッカージャブ。被弾しても下がらない中村と攻める白川の展開となった。

　2R、中村は右ローキック。白川は右から左のパンチ。中村はジャブから右を連打を顔面に入れる中村。白川は鼻から出血か。だが白川は、右を放つ。中村の右ローキックが入る。白川の右が入り、右ハイキックが頭をかすめる。中村は白川の連打をうけながら、上半身の動きでダメージを軽減する。タックルに入る中村。これは白川が潰す。白川はパンチを打っていくも、中村のパンチが入り始める。さらにヒザ蹴りをねじ込む中村が、うまさを見せた。

中村との激闘を制した白川

　3R、中村は鋭いジャブ。白川はパンチを狙う。白川のカーフキックが入るも、中村は倒れない。ノーガードの中村。白川が打ちにいくも、中村がカウンター攻撃。ここまで寝技はなく、ほとんどパンチの攻防。白川も左を放つも、空振り。白川は左ハイキックでKOを狙うも、不発。中村は相変わらずノーガードでプレスをかけながら、パンチを打っていく。そのまま判定へ。2-1で白川が判定勝ちをものにした。

▶︎次ページは【フォト】白川と中村の激闘シーン！