加納陸が悲願の戴冠ならず!オラスクアガの“見えない”左アッパーで沈む
7月20日(土)東京・両国国技館で開催された[WBO世界フライ級王座決定戦]では、同級2位・加納陸(大成)に同級3位アンソニー・オラスクアガ(米国)が3R 2分50秒KO勝利。加納は悲願の戴冠はならず、オラスクアガが8戦目にして王座を獲得した。
加納は16年5月、WBO世界ミニマム級王座決定戦で高山勝成に負傷判定負け。その後20年にWBOアジアパシフィック・ライトフライ級王者、22年に同フライ級王者と階級を上げ、今回8年越し、16戦ぶりの世界戦に臨む。戦績は17勝(8KO)3敗1分。
対するオラスクアガは昨年4月、WBA&WBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗を追い詰めるも、9回TKO負け。しかし9月に中谷潤人とも王座を争ったジーメル・マグラモにTKO勝利し再起した。戦績は6勝(4KO)1敗。中谷とは同じトレーナーに師事し、親友でもある。
試合は、サウスポーの加納が前後にステップからのジャブ、左を当てるが、オラスクアガは接近して強烈な右フック、さらにボディをヒット。序盤から激闘に。
2Rも激しい打ち合いの中、オラスクアガの右アッパー、左右フックが当たり、加納の目が少しずつ腫れてゆく。
3R、オラスクアガがギアを上げ、強烈な左右フックの上下を打ち込むも、加納もタイミングをズラし左右を当て拮抗。
しかしオラスクアガの右ストレートからの左アッパーがクリーンヒット!加納が崩れ落ち、立ち上がれない。
レフリーが試合を止め、オラスクアガが8戦目で王座を獲得した。
加納は「勝ちにこだわった試合をし、世界のベルトを巻いている姿をお見せする」と悲願のベルト奪取を誓っていたが、戴冠ならなかった。
オラスクアガは「まさかこんなに早くベルトを巻けるとは、夢が叶った」と喜んだ。また盟友・中谷に「ジュントは最高の試合を見せてくれると思う」とメッセージした。
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