【UFC】激闘派フッカー、ガムロットに接戦勝利、ダウン奪い合うタフファイトを制す
WME-IMG
『UFC305』
2024年8月18日(日本時間)豪州パース /RACアリーナ
▼ライト級
●マテウス・ガムロット(ポーランド)
判定1-2 ※29-28、28-29×2
〇ダニエル・フッカー(ニュージーランド)
ガムロットは「KSW」でライト級とフェザー級で2階級を制覇した実力者。18年には前RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケにも勝利している。今年3月には元ライト級王者ハファエル・ドス・アンジョスに勝利し現在3連勝中。
対するフッカーは2014年UFCデビュー以来10年以上戦い続けるベテラン選手。日沖発、ギルバート・バーンズに勝利し、ダスティン・ポイエーやイスラム・マカチェフなどトップ選手らと戦ってきた。23勝のうち11のTKOと7つの一本勝ちがあり、パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを3度獲得するなど激闘派の人気選手だ。
1R、スイッチを繰り返しつつ細かいステップからジャブを出していくフッカー。ガムロットはタックルからケージまで詰めて寝かせに行くがフッカーは立って脱出する。するとパンチに来たフッカーにガムロットのカウンターの左がヒットしダウン。ガムロットは詰めてパウンドを連打するがフッカーはしのいで立つと、逆に左フックを当てダウンを奪う。一気に攻勢に出るフッカーだがガムロットはタックルでしのぐ。
2R、前蹴りのフッカーだがガムロットはそこへタックルを合わせてテイクダウン。すぐにパスガードしてサイドで抑え込むとボディへのヒザ、ヒジなど細かい攻撃を出していく。フッカーは両足で突き放して立ち上がると打撃で攻めるがガムロットはタックルでケージに押し込む。
3R、フッカーの蹴り足をつかんでタックルのガムロットも、フッカーはギロチンを仕掛けて切り返し立つ。打撃で攻勢はフッカー。蹴りやボディも混ぜ、上下に打ち分けてガムロットを下がらせる。スタミナ切れか前に出られないガムロットはタックルに行くもスピードが無く切られる。何とか寝かせたいガムロットだが、フッカーは上手く切り続けて試合を終えた。
判定は両者に一票ずつ入り、最後の一票はフッカー。序盤に奪われたダウンを奪い返し、終盤はガムロットのタックルをことごとく切って勝利を手にした。
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