【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈、薄氷の勝利!体重”2.35kg”オーバー・美伶が剛腕を振るう
株式会社 Def Fellow
MAROOMS presents 『KNOCK OUT 2024 vol.5』
2024年10月12日(土)東京・後楽園ホール
▼第7試合 KNOCK OUT- BLACK女子-48.0kg契約 3分3R・延長1R
〇ぱんちゃん璃奈(フリー)
判定2-0 ※28-28、29-27、29-28
●美伶(WARRIOR OSAKA)
前日計量で、美伶が50.35kgと2.35kgの大幅オーバー。協議の結果、試合は実施される運びとなったが、ぱんちゃんが勝利した場合のみ、試合は公式記録とされ、美伶が勝った場合はノーコンテスト扱いとなる。
また美伶は減点2から試合開始。グローブは本来の6オンスから、ぱんちゃん璃奈のみ6オンス、美伶選手は8オンス着用のグローブハンデとなる。
ぱんちゃんは戦績18勝(4KO)1敗の元KNOCK OUT BLACK女子アトム級、ミニマム級の2階級王者。今年5月の巌流島ではプロとなってから初となる敗北を味わったが、6月のKNOCK OUTでは判定で勝利し再起した。
対する美伶は戦績4勝(1KO)1敗でK-1を主戦場としているファイターで、空手時代は極真連合の全日本ウエイト制軽量級準優勝など実績を残している。前戦の今年5月の『Krush.161』では右ストレートで2度のダウンを奪うKO勝ちを収めたばかりだ。
試合はぱんちゃんが前蹴り、ミドル、ジャブとリーチを生かし、美伶を中へ入らせない。美伶はサウスポー、オーソドックスと構えを変え、時折踏み込んでは左右のフック連打。美伶のパワフルなパンチが時折入る。
2R、美伶は構えを変えながら前手、後ろ手での左を狙い続ける。ぱんちゃんは前蹴りが減り、下がりながらパンチを出すも距離が合わず、組み。ぱんちゃんにホールディングの注意が与えられる。
3R、前に出るぱんちゃんに、美伶の左がヒット、更に右、ヒザ蹴りも入れ、ぱんちゃんは動きを止めコーナーに詰められる。美伶が左ミドルから左右、さらに胴回し回転蹴りも。最後も美伶が前蹴りから左、右を入れ、完全に美伶のラウンドか。
美伶は減点2があり、判定は28-28、29-27、29-28。ぱんちゃんが勝利も、表情に笑顔は無い。
美伶は涙でリングを去る。ぱんちゃんは左目があかない様子で、ダメージの大きい勝利となった。
▶次ページは【フォト】美伶の剛腕!ぱんちゃん応戦!左目があかない顔も
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