【DEEP】メガトン級の決着は、酒井リョウが負傷判定勝ち、長谷川賢のヒジが後頭部に
DEEP事務局
『宗明建設 Presents DEEP 122 IMPACT』
2024年11月4日(月・祝日)東京・後楽園ホール
▼セミファイナル(第7試合)DEEPメガトン級 5分3R
●長谷川賢(HASEGAWAサーカス団)
テクニカル判定0-2 18-20×2、19-19
〇酒井リョウ(レンジャージム)
※長谷川の偶然の後頭部ヒジ打ちで酒井が負傷、2R3分12秒までの判定
元DEEPメガトン級王者の長谷川は日本屈指の中・重量級の雄。18年のONEデビュー戦で、当時のミドル級王者アウンラ・ンサンのタイトルに挑戦、大激闘の末に5RでKO負けしたが、その戦いはONE史上に残る名勝負と言われた。
前戦は今年8月の野外で行われたDEEPで、雨が降るバッドコンディションの中SAINTに判定勝利して、約5年半ぶりの復帰戦を勝利で飾った。
対する酒井は22年11月に赤沢幸典に勝利して、メガトン級暫定王者の座を手にした。昨年7月は水野竜也を下して初防衛に成功したが、9月のBLACK COMBATとの対抗戦では一本負け。今年3月には、正規王者ロッキー・マルティネスと王座統一戦を行うも判定負けを喫している。
試合は1R、サウスポーの長谷川に対し酒井が重い右をクリーンヒット。更に前に出る酒井が左右連打で長谷川をダウンさせる。長谷川は立ち上がるも右を食らう。長谷川は組んではケージに押し付けヒザ。離され、酒井がミドルからまたも右のロングフックを当てると、長谷川がまたもヒザをつく。酒井が突っ込むも、長谷川が左を当て、対応し始めているか。
2R、パンチの打撃戦も、酒井の頭を下げながらの右のヒットが入る。しかし長谷川が下げた頭に左を合わせ、前に出る。そして長谷川の前手での裏拳が入り、酒井が倒れる。長谷川がパウンド、ヒザも、試合がストップ。酒井の後頭部に当たったようで、酒井が抗議。
映像を見ると、長谷川のヒジ打ち下ろしが連続で後頭部に入っている。側頭部に打とうとした所、酒井が移動して起こったようだ。
酒井の試合続行は不可能となり、ストップ時2R3分12秒までのテクニカル判定でジャッジすることに。20-18で2者が酒井を支持、ドロー19-19が1者で、判定2-0で酒井に軍配が上がった。
▶次ページは【フォト】後頭部にヒジで試合ストップ!抗議する酒井
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