【DEEP】神龍誠、復帰戦でまさかの辛勝、伏兵KENTAと激闘のスプリットに、大みそか参戦アピール
DEEP事務局
『宗明建設 Presents DEEP 122 IMPACT』
2024年11月4日(月・祝日)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第8試合)DEEP フライ級 5 分 3R
〇神龍誠(神龍ワールドジム)
判定2-1 ※28-29、29-27、29-28
●KENTA(K-Clann)
神龍は、第5代DEEPフライ級王者で、第10代CFFCフライ級王者の実力者。しかし昨年大晦日、堀口恭司とのRIZINフライ級王座決定戦では一本負け、今年4月には韓国ファイターに一本勝も、7月の超RIZINでは扇久保博正に接戦の末判定負けしている。DEEPには22年5月、フライ級王座統一戦で藤田大和に一本勝ちして以来、約2年半ぶりの参戦だ。今年3月に王座を返上している。
対するKENTAは柔道をバックボーンとし、6連勝で臨んだ今年5月の村元友太郎はスプリット判定で惜敗。しかし9月大会では“マジカルチョーク”渡部修斗を1Rニンジャチョークで切って落とし一本勝ちした。
試合は1R、ゴング&ダッシュの神龍がいきなり右飛びヒザをヒット!KENTAが崩れ、そのまま神龍は上を取りパウンドヒジ。神龍は立つとすぐさま首を獲る。ギロチンを狙うが失敗、逆にKENTAがギロチンを返す。場内は大盛り上がりだ。これを外した神龍が再びハーフからヒジを叩きつける。KENTAが右のヒザ十字を仕掛けると、神龍はこれを解除し強烈なパウンド、鉄槌。激闘の1Rが終了する。
2R、神龍の右ハイから左を突くも、KENTAの右がラリアット気味に入り、神龍が倒れる。KENTAが鉄槌、神龍が立ち上がろうとするもKENTAのサッカーボールキック!更にKENTAの右が入り、神龍が大きくグラつく。
ようやく神龍がタックル成功し上からパウンドも、KENTAも下からパンチ、首も狙う。
3R、神龍が左を当てると、左足を獲りテイクダウンを狙う。しかしKENTAが左腕を抱えアームロックをキャッチし続ける。キャッチし続けたまま3分間が経過。神龍はほぼ何も出来ていない。ラスト30秒、必死の神龍はパンチ、ヒジ、最後はサッカーボールキックも、クリーンヒットせずゴング。
ジャッジは1者がKENTA、2者が神龍につけるスプリット判定、神龍が激闘の末に勝利を掴んだ。
神龍は勝利マイクで「復帰戦だからといって固くなっちゃいました」と謝り「ここで復帰戦勝ったんで、次は絶好調の神龍見せられると思うんで、笹原さん、榊原さんに大晦日お願いしますとお伝えください」とRIZIN大晦日大会の参戦を希望した。
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