【ONE】ブンタンが女子ストロー級キック初代女王に!メクセンに競り勝つ
ONE Championship
『ONE 169』
2024年11月9日(土)バンコク ルンピニー・スタジアム
▼女子ストロー級キックボクシング初代世界王座決定戦
○ジャッキー・ブンタン(米国)
判定3-0
●アニッサ・メクセン(アルジェリア /フランス)
※ブンタンが新王者に
メクセンは元GLORYの絶対女王で戦績は驚きの103勝(33KO)6敗と、女子キックボクサーのパウンド・フォー・パウンドとの呼び声も高い選手だ。また、メクセンは12月20日に開催される『ONE Friday Fights 92』の女子アトム級キックボクシングで元K-1王者KANA(フリー)との対戦が発表されている。
対するブンタンは21年2月にONEでプロデビューしムエタイを中心に活躍。22年4月にスミラ・サンデルとのムエタイ女子ストロー級王座決定戦で判定負けしONE初黒星を喫したが、それ以外は6戦全勝だ。
1R、メクセンが左のインローとミドルでリズムを作る。ブンタンが大きくパンチを振りながら前進もメクセンは軽いバックステップでかわす。攻撃の数はメクセンが上。
2R、左の蹴りを攻撃の軸にペースを作るメクセン。ブンタンが蹴り終わりに強引にパンチを振っていくが、メクセンはしっかりとガード、カウンターを当てる。後半、ブンタンのパンチがヒットする場面が。
3Rも蹴りを軸に攻撃するメクセン。パンチの距離に持ち込みたいブンタンが強引に前に出続ける。近距離の打ち合いでは、共にパンチをヒットさせる。
4Rも蹴りとパンチの流れる様なコンビネーションが光るメクセン。ブンタンが荒々しく前に出て、空振りしながらも強打を当てる。
互いに大きなダメージはなく接戦で迎えた最終5R、ステップを踏み続けるメクセン。ブンタンは前に出続け、メクセンは最後までコツコツとロー、ジャブを当て続けた。
判定3-0でブンタンに軍配。 試合ペースはメクセンが主導権を握ったかに見えたが、果敢に攻めて強打を当てたブンタンが勝利と初代ベルトを獲得した。
▶︎次ページは【フォト】ブンタンが新女王に!メクセンとの激闘シーン
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