【RIZIN】スダリオ剛、“ヒジ打ち”で出血TKO葬!加藤久輝の打撃封じ大晦日大会アピール
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』
2024年11月17日(日)愛知・ポートメッセなごや 第1展示館
▼第9試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(120.0kg)
〇スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)
TKO 3R ※ドクターストップ
●加藤久輝(ALIVE)
スダリオはRIZINヘビー級の期待を背負うも、23年大晦日は極真王者の上田幹雄にTKO負け。今年6月にはBreakingDownで安保瑠輝也とのキックボクシングルールで延長判定負けを喫しており、今回は落とせないところ。
対する加藤は、大道塾で全日本大会・重量級を5連覇。プロではHEATミドル級王座を獲得すると、Bellatorでも活躍した。近年はK-1で活躍していたが、22年12月に引退を表明。今回はMMAへ電撃復帰し、RIZINには2016年の第1回大会(悠太にKO勝利)以来の出場となる。
1R、サウスポー構えの加藤は左の蹴り。スダリオは右ハイキックを返す。加藤は左ストレートを伸ばすが、スダリオはバックステップでかわす。加藤はインロー、飛び込みでケージ際の攻防。スダリオはダブルレッグに入るも、加藤が耐える。スダリオは右、左のパンチで追い込む。スダリオはローキック、ミドルキック、ヒザ蹴りと畳み掛ける。加藤は左のパンチもヒットしない。だが加藤は左を軽くヒット、スダリオは左フックで反撃した。ややスダリオが優勢か。
2R、加藤は左ローキック、インローへのカーフキックで攻撃。スダリオは左を伸ばしてくる。加藤は左のパンチも、クリーンヒットはしない。スダリオの右のオーバーフック、そしてアッパーへ繋げる動き。加藤はハイキックで反撃も、あと一歩。組んだスダリオは、ケージ際でテイクダウンを奪いに行くも、ここは加藤が耐える。加藤が右フックをヒットも、スダリオは右を放つ。加藤が組みに行くも、スダリオが投げ捨てて上になる。ハーフガードの加藤。スダリオが右ヒジを落とし、加藤が額から出血。
3R、加藤はワンツーからハイキック。スダリオは左フック。出血がひどい加藤は、前へ出てパンチも当たらず。スダリオは右フックをヒットも、加藤は下がらず打ち合いに。だが出血がひどく、2度目のドクターチェック。ここでレフェリーが試合をストップし、スダリオのTKO勝ちとなった。
スダリオは勝利マイクで「11カ月ぶりの復帰戦で、後味の悪い試合ですみませんでした…。いろいろあって…ようやくできるようになって…。大晦日出させてくださいなんて言えないんですが、もしも出させてもらえるのならば、よろしくお願いします」とアピールした。
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