【UFC】ヘビー級王者ジョーンズ、戦慄のバックスピンキックKOで初V!敗れた元王者ミオシッチは引退宣言
WME-IMG
『UFC309』
2024年11月17日(日本時間)米ニューヨーク マディソン・スクエア・ガーデン
▼ヘビー級タイトルマッチ
○ジョン・ ジョーンズ(米国/王者)
TKO 3R4分29秒 ※バックスピンキック
●スティーぺ・ミオシッチ(米国/挑戦者)
※ジョーンズが初防衛に成功
ジョーンズは昨年3月開催の『UFC285』で実施されたUFCヘビー級王座決定戦で前暫定王者のシリル・ガーヌに一本勝ち。ヘビー級新王者になると共にライトヘビー&ヘビーの2階級制覇に成功した。
その後11月に元王者のミオシッチとの初防衛戦に挑む予定だったが、レスリングのトレーニング中に左胸の胸筋腱断裂の大怪我を負い欠場。今回まで試合が流れていた。
1R、ジョーンズがジワジワと前に詰め、いきなり左ストレートを放つが、ミオシッチが冷静に対処。ジョーンズの前蹴りが鳩尾にヒット、ミオシッチが苦悶の表情。ジョーンズが足をかけてテイクダウン、トップから強烈なパウンド、ヒジをミオシッチの顔面に落とし続ける。ミオシッチの右目下がカットし流血。
2R、近距離でパンチの交差、ミオシッチがジャブ、アッパーを放つもジョーンズは冷静にさばく。ジョーンズが三日月蹴りをボディに当てるミオシッチの動きが止まる。かなり効いている様子だ。
3R、ミオシッチが開始すぐにパンチ連打で勝負をかけるが、ジョーンズはいなしながら打ち合わない。ジョーンズのワンツーがヒットし、ぐらつくミオシッチ。しかしタフなミオシッチはダウンを拒む。残り40秒、ジョーンズがバックスピンキック!
右足のかかとで左脇腹をえぐられたミオシッチが前のめりに崩れるようにダウン。ジョーンズが圧巻のKO勝利を飾った。
ジョーンズは勝利マイクで、噂が上がっていた引退はせず、現役続行を宣言。次戦の相手についてはダナ・ホワイト社長に任せるとした。一方のミオシッチは3年8ヶ月ぶりの復帰戦だったが「私はこれで終わりだ」と引退宣言した。
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