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【K-1】絶対王者・金子晃大、爆速パンチでダウン奪う完勝!ロシアンファイターを撃破

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2024/12/14(土)UP

金子がジクレーブに完勝

『K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~』
2024年12月14日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館

▼第17試合/スーパーファイト/-56kg契約/3分3R・延長1R
〇金子晃大(日本/K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM/第3代K-1 WGPスーパー・バンタム級王者、K-1 MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント優勝)
判定3-0 ※30-27×2、29-28
●アスランベック・ジクレーブ(ブルガリア/Kuzbass Muay Thai/IFMAアマチュア世界バンタム級王者) 

【フォト】金子の爆速パンチ!

パンチを打ち合う

 金子は、現K-1 WGPスーパー・バンタム級王者であり、K-1 MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント優勝の経歴を持つ絶対王者。今年9月の準決勝で再戦の璃明武に判定勝ち、決勝では新世代の大久保琉唯をKOして、改めて55kg最強を証明した。

 対するアスランベックは、ONEでも暴れてきた“ロシアンボンバー”。ロシアやヨーロッパのムエタイタイトルを持ち、20年11月にはONEで中国のワン・ジュングァンから判定勝ちを収めた経歴を持つ。

 1R、アスランベックが右ロー、ハイを蹴る。金子は左ジャブを突きながら、右ロー。アスランベックは右ヒザ蹴りをボディへ、左右フックとパンチを回転。すると、金子がカウンターの右フックを当てて、ダウンを奪う。アスランベックはひるまずに変則的なタイミングで左右フック、ストレート、バックブローを見舞うが、金子は冷静に見ている。

パンチ、蹴りと手数を出すアスランベック

 2R、アスランベックは顔面前蹴り、パンチからハイキック、バックブローと攻撃のバリエーションを見せる。金子は左ジャブ、左ボディ打ち、右ローを返す。どんどんパンチ、蹴りと手数を出すアスランベックだが、金子が右ストレートをクリーンヒットさせ、流れを引き戻す。

 3R、序盤はローの蹴り合い。金子が左ジャブから強烈な右ストレートのカウンター。アスランベックのアゴが跳ね上がる。それでも、アスランベックは左右のロー、細かいパンチをリターン。金子は、左ボディ打ち、右ボディストレートと腹部狙い。最後まで、金子はガードを固めて、右ストレート、アッパーと攻めるが、KOすることは出来なかった。

 ジャッジは、1Rにダウンを奪った金子を3者とも支持。金子が実力差を見せ付けて、勝利した。

 金子はマイクを持つと、「KOは出来なかったけど、今年入ってから勝負の年で、THEMATCHで負けたのを取り返したと思って、そしたら新たな戦いが始まりました。ファンの皆さん、一緒に戦ってくれるセコンド、サポートしてくれる方が戦ってくれて、乗り越えられたので、リングの上で感謝をしたいです。一つ言えるのは、結構僕がドーピングしていると聞きますが、ちゃんと9月のトーナメントで検査もして、陰性っていうのは出てるので、そこは言いたかったのと。皆さんが一緒に戦ってくれたおかげで、1年乗り越えたから、来年も厳しい1年が始まると思うけど、僕の信念と志を見せて、もっと僕の試合を見て良かったと思ってもらえるように、強くなります。来年も期待していてください」と語った。

※全試合結果はこちら

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