【SB】山田彪太朗、タイ強豪から勝利!二度のダウン奪い7連勝に
株式会社シーザー・インターナショナル
『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024』
2024年12月26日(木)東京・TDCホール
▼第9試合 58.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇山田彪太朗(シーザージム/SB日本フェザー級王者)
判定3-0 ※28-26×3
●ガオパヤック・アドソンパトン(タイ)
山田彪太朗は、SB日本スーパーバンタム級王者・虎矢太の双子の兄。昨年4月に川上叶を下し王座戴冠、兄弟同時SB王者となった。今年4月にはKNOCK OUTの栗秋祥梧と対戦し、判定3-0で勝利。今年6月には龍聖と対戦予定だったが、その直前に指が切断しかけるほどの重傷を負い欠場。10月にリングへ戻ってくると、一仁をKOして完全復調を証明した。
当初、レームシン・ソー・デチャパン(タイ/ソーデチャパンジム)と対戦する予定だったが、ガオパヤックに変更された。
1R、山田はリズムをとりながらジャブや蹴りを合わせていく。ガオパヤックの蹴り返しが怖い。山田は右ボディ、左ボディを集中していく。さらに山田は三日月蹴りでダメージを与えて、顔面ヒザ蹴りでダウンを奪った。立ち上がったガオパヤックに、山田は右から左フックを顔面へ。ボディから左ストレートで二度目のダウンを奪う山田。立ち上がったガオパヤックがパンチで反撃したところで、ラウンド終了のゴング。
2R、山田は左右のフックを連打。ガオパヤックも打ち合いに応じ、フックをガンガン振ってくる。山田は打ち疲れたか、やや動きが遅くなる。そこへガオパヤックの右が入り、山田がダウン。立ち上がった山田は左の蹴りで試合を立て直す。互いにダメージがあるのか、なかなか攻められなかった。
3R、ガオパヤックは首相撲の展開。体力の削り合いが続く。山田は右のパンチを狙うも不発。そして山田は、ボディ打ちで追い込む。ガオパヤックはミドルキックを蹴り返す。すでにキレのある攻撃は出せない両者。それでも仕掛けるのは、山田だ。ここで試合終了。ダウンを2回奪っている山田が、判定3-0で勝利した。
弟に続き勝利した山田兄は「危なかった。強かった。こういう選手に勝たないと次がないと思っていました。来年は全試合KOで勝てるように努力したいと思います」と挨拶した。
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