【SB】笠原友希、9連勝GUMPをフックで撃破!起死回生のダウン奪取
株式会社シーザー・インターナショナル
『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024』
2024年12月26日(木)東京・TDCホール
▼第6試合 61.5kg契約 RISEルール 3分3R 延長無制限R
○笠原友希(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)
判定3-0 ※29-28、29-27、30-27
●GUMP(TEAM TEPPEN/第9代DEEP☆KICK-60kg王者)
笠原は第16代SB日本スーパーフェザー級王座、第5代SB日本フェザー級王座と2階級制覇王者。サウスポーから繰り出されるバランスの良いパンチや蹴り、更には派手な飛びヒザ蹴りやバックスピンキックで数々の強豪選手に勝利を挙げてきた。前戦は8連勝を引っさげ『ONE Friday Fights 84』に殴り込むも、ソンラックに判定負けを喫した。
GUMPは第9代DEEP☆KICK-60kg王者の肩書きを持ち、現在は1つの引き分けを挟んで9連勝中。直近2試合は連続KO勝利中。前戦11月のRISEではハイキック一撃での鮮烈KO勝利を見せた。
1R、GUMPがジリジリと前に出ながら右インロー。サウスポーの笠原は入り際に速い右ジャブ、右フックを合わせる。前に出るGUMPにタイミング良く左ミドルを当てる笠原。GUMPも距離を詰め右カーフで笠原のバランスを崩す。
2R、GUMPが前進し右カーフ、右ミドル。ロープ際の笠原へ左右ストレートを伸ばす。笠原は大きな右フック、左ミドルを当てるがGUMPは構わず前進。組み付きが多い笠原がレフェリーから警告を受ける。笠原はワンツー、左ミドルで突き放しにかかるが、GUMPはさらにプレッシャーを強める。
3R、笠原が下がりながらリズムよく右ジャブ、左ハイキック。GUMPの入り際に左ミドルをあわせる。GUMPは前進しワンツーから右ハイキック。さらに右ハイキックを繰り出すが、笠原の左フックがカウンターとなりダウンを喫する。GUMPは立ち上がるも動きにダメージの色が見える。笠原はGUMPの顔面へ左ストレート、左アッパー。前に出続けるGUMPに有効打を積み重ねる中試合終了のゴングが鳴った。
判定はジャッジ3者が笠原の勝利を支持。笠原が劣勢を跳ね返す起死回生のダウンで勝利を引き寄せた。
▶次ページは【フォト】笠原のカウンターがヒット、ダウンを奪う瞬間
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