【RIZIN】王者サトシ、ケラモフに豪快一本勝ち!三角絞めでタップを奪う
RIZIN FIGHTING FEDERATION
RIZIN DECADE 『RIZIN.49』
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ
▼第12試合 ライト級タイトルマッチ RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)
〇ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ポンサイ素術)
一本1R 4分25秒 ※三角絞め
●ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)
※サトシが4度目の防衛に成功
サトシは、芸術的な極めの強さを誇る柔術界の至宝。21年6月には、ムサエフとの王座戦で1R一本勝利し、RIZINライト級王座を戴冠。その後、長年王者として君臨し、今年9月には約2年5ヶ月ぶりの防衛戦でグスタボ相手にTKO勝ちするなど、実績を積み上げている。
対するケラモフは、元フェザー級王者で、2階級制覇を目指す戦い。昨年7月、朝倉未来に一本勝ちし、王座戴冠したが、同年11月、自国開催の『RIZIN LANDMARK7』で鈴木千裕に敗北し王座陥落。以降、揉め事に巻き込まれ逮捕も、11月のRIZINでKO勝ちで復活している。
1R、ケラモフが右ローで先制、サトシは長いリーチから右ストレート。サトシのパンチには、ケラモフがフックのカウンター、タイミング良く前蹴りをボディへ。ローを空振りしたケラモフに対し、サトシが組み付きテイクダウンに成功、あっさりサイドへ回る。しかし、ケラモフは空間を作って、立ち上がり右ヒザを突き上げる。
打ち合いでは、ケラモフが右フックを強打。サトシは再度タックルを仕掛け、ロープ際からテイクダウン。マウントポジションへ移行し、右パウンドを打つ。ケラモフは驚異のフィジカルでひっくり返し、逆にタックルからテイクダウンに成功。
下から三角絞めはサトシ。逃れようしたケラモフを捉え、得意の三角絞めへ。一度はディフェンスしたケラモフだったが、サトシが角度を変えて極め切ると、無念のタップ。サトシが鮮烈一本勝ちで4度目の王座防衛を果たした。
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