【RIZIN】クレベル、鈴木千裕を返り討ちで王座奪還!歴史に残る大激闘に会場爆発
RIZIN FIGHTING FEDERATION
RIZIN DECADE 『RIZIN.49』
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ
▼第14試合 フェザー級タイトルマッチ RIZIN MMAルール 5分 3R(66.0kg)
●鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)
判定0-3
〇クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)
※クレベルが第6代王座に就く。
RIZIN旗揚げ、10年目の節目として組まれたメインイベントは、因縁の決着戦。両者は23年6月に対戦し、クレベルが腕十字で一本を取った。しかし、クレベルが前日計量で体重超過しており、それでクレベルはフェザー級王座を剥奪。試合も無効試合となっている。
鈴木は、今回が2度目の防衛戦。鈴木のリベンジか、それともクレベルの返り咲きか。
1R、クレベルが左ハイ、鈴木は右ローを放つ。クレベルのタックルを切った鈴木は、左右フック。鈴木は右のストレートを伸ばし、右カーフキック。タックルを仕掛けたクレベル、潰した鈴木だったが、下になってしまう。クレベルはパウンドを打ちながら、圧をかけて足関節を狙うが、鈴木は顔面を蹴って凌いだ。
2R、組み付くクレベルに対し、鈴木はコーナーを背にしてテイクダウンディフェンス。崩してトップを取るクレベル、鈴木はコーナー際で寝かされてしまう。左腕で抑えつつパウンド、三角締めを狙ったクレベルだが、鈴木は極めさせず。クレベルはギロチン狙い、パウンドを打ちつけながら、肩固めや三角締めなどで攻め続ける。2Rはクレベルが優勢に。
3R、コーナーに詰める鈴木は、軽い左ジャブを出しつつ、右ストレートや左フック。鈴木は左のパンチをクレベルのタックルに合わせる。鈴木は寝技で下になってしまうが、勇敢に中に入って、ヒジ打ち連打でパウンドも見舞い、クレベルの顔面をカットさせる。ここで、クレベルが必殺の三角締め!時間をかけて極め切ろうとしたが、鈴木は何とか耐えて外す。それでも、クレベルはマウントから左右の鉄槌を落とし、下の鈴木もパンチで応戦した。
歴史に残る大激闘、判定はジャッジ3者がクレベルを支持。クレベルが王座に返り咲いた。クレベルは、生まれた息子をリングに上げ、妻やサポートしてくれた家族、ボンサイ柔術のチームメンバーに感謝を述べる。対戦相手の鈴木には「あなた強いじゃん、いい試合ありがとうございます」とコメントし、「UFCじゃない、RIZINだよ」とアピールした。
▶︎次ページは【フォト7枚】鈴木のパンチでクレベル流血!大激闘に
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