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フルトン、2階級制覇!フィゲロアの”粘着地獄”さばき切り、井上尚弥を待ち受ける=試合結果・速報

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2025/02/02(日)UP

フルトンが2階級制覇!

 2月1日(土・現地時間)、米国ラスベガスで行われた[WBC世界フェザー級タイトルマッチ]では、元Sバンタム級2団体王者スティーブン・フルトン(30=米国)が、王者ブランドン・フィゲロア(28=米国)の”超接近地獄”に対応し手数で勝利、判定3-0(116-112×2,117-111)で2階級制覇を達成した。来たる井上尚弥のフェザー級進出に向け、先に戴冠して戦を待ち受ける。

【フォト&動画】これがフィゲロアの”粘着地獄”!フルトン見事にさばく

 2人は21年11月に対戦し、判定0-2でフィゲロアが初黒星、3年ぶりの再戦となる。

 試合は、2Rになるとフィゲロアが構えを変えながら、得意の詰め寄り。フルトンは足を使いながら、右をカウンターする。

 しかし4Rにはフィゲロアがロープに押し込み、近距離フックアッパーの上下で殴りまくる”フィゲロア地獄”に。6Rにはフルトンも意を決したか、粘着ファイトに応戦し前に出て頭をつけボディを入れる。

 フィゲロアの全力押し込みにフルトンが対応し、合間で入れてゆく展開。しかし若干間が空くとフィゲロアのロングフックが当たり、一進一退か。
 この頭をつけた半クリンチが多い展開に、会場からはブーイングも。

 終盤、フィゲロアが軽いパンチを多用してゆくが、フルトンは捌きながら手数で上回っていった。

 判定は3-0でフルトンが完勝、2階級王座を達成した。
 フルトンはマイクで「フィゲロアは階級を上げて、前戦よりスローダウンしたようだ」と前戦よりやりやすかったと語った。対策しレベルアップしたフルトンが、井上尚弥とのリベンジ戦を待ち受ける形となった。

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