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【ONE】手塚裕之、まさかの1R KO負け、元UFCリーポンの豪打に沈み悔しい連敗

2025/02/08（土）UP

手塚裕之、まさかの初回KO負け©️ONE

ONEチャンピオンシップ
『ONE Fight Night 28』
2025年2月8日タイ・バンコクルンピニー・スタジアム
▼178.5ポンド契約MMA
●手塚裕之（ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC）
KO　1R2分6秒　※左ジャブ→鉄槌連打
○ジャン・リーポン（中国）

　手塚は筋骨隆々のマッスルボディを持ち、“野生獣”の異名を取る第13代パンクラスウェルター級王者。キャリア14勝で12フィニッシュ（8KO・4一本）と決定力の高さを誇る。昨年4月にヴァミール・ダ・シウバに一本勝ちし5連続フィニッシュを決めたが、同9月の前戦でイシ・フィティケフに判定負け。期待された6連続フィニッシュには届かなかった。

手塚裕之、元UFCリーポンの豪打に沈み連敗©️ONE

　対するリーポンは元UFCファイター。キャリア34勝で25フィニッシュ（12KO・13一本）と高い決定力を誇る。21年8月のONEデビュー戦で元ONEライト級王者のエドゥアルド・フォラヤンを撃破。その後もルスラン・エミベック・ウフール、ティモフィ・ナシューヒンにKO勝利するなど存在感をアピールしている。

　1R、軽快なステップを踏みながらローを蹴り、下から崩そうとする手塚。右カーフから左フックのコンビネーションを見せるなど良いリズムで攻め続ける。しかしリーポンの左ジャブを被弾し腰が落ちた手塚。これがかなり効いたか、続けざまリーポンの強い左をもらいダウン。倒れた手塚にリーポンが鉄槌を連打し、レフェリーストップを呼び込んだ。

　1R2分6秒で手塚がまさかのKO負け、悔しい連敗となった。

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