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那須川天心、モロニーとガチ打ち合い勝利!「初めて効かされた」”危うくダウン”も…武居由樹も登場し約束結ぶ=試合結果

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2025/02/24(月)UP

パンチを放つ那須川(右)

 2月24日(月)東京・有明アリーナにて行われたプロボクシング[119ポンド(53.98kg)契約10R]では、那須川天心(帝拳)が3-0(97-93×3、98-92)判定勝利。元世界王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)を華麗にさばき、時には打ち合いダウン寸前にまで追い込まれるも、大差で勝利した。
 試合後には武居由樹がリングに登場、互いに戦うことを示唆した。

【フォト&動画】2人の“ガチ打ち合い”!天心あやうく“半ダウン”の瞬間も

モロニーにパンチを当てる那須川

 今回はバンタム級より1ポンド(0.45kg)重い119ポンド契約戦。那須川にとっては初の元世界王者との対戦となる。
 そのモロニーは、20年に井上尚弥の王座へ挑み7RでKO負け。昨年5月の武居由樹戦では判定で陥落するも12Rでは”あわやストップ”まで追い詰めた猛者だ。

 試合はサウスポーの天心が、右回りしつつも常に外を取る。モロニーはガードを固めて突っ込みワンツー連打もヒットせず。
 天心は距離を取ってはワンツー、突っ込むモロニーを闘牛士のように前手でさばき、近いパンチもボディワークでかわして右アッパーと、まさに”天心劇場”だ。

那須川が攻勢

 しかし6R、突貫したモロニーの右が天心にヒット!天心がガクリとマットに手を突きかける。効いた天心はクリンチ。モロニーはさらに左右、粘っこくくっつくモロニーは外を取り、ボディも。後半は互いにストレートを入れ合い、アゴを上げ合う打ち合いに!

 7R、天心は前足を中にも入れ、ボディ連打も入れる激闘。すると、鼻血も出した天心が伸び上がるような右アッパー!次々とフックも入れる!クリンチするモロニーを押し返し、ボディも入れるドロドロのフィジカル勝負も。

那須川がモロニ―を追い詰める

 8Rになると天心の左右に切り返すフットワークが復活し、前手フック、右ボディを入れてゆく。9R、それでも出てきたモロニーに、天心が次々カウンター!
 最終10R、ギアを上げるモロニーの右が入る場面もあるが、天心も接近戦で強打を打ち込む!最後は互いにフックを打ち込み合う激闘となった。

 判定は天心の勝利。場内は大きく盛り上がった。
 天心はマイクで「予想通りめちゃくちゃ強くて はじめて効かされたっていうか。打ち合いとかしたことなくて、はじめて打ち合いをして、ちょっと一人前、男になれたかなと思います」と打ち合いに満足。
 更に「試合中こんなに楽しくなることなくて、色んな自分の可能性を試した」と笑顔だ。 

モロニ―も反撃

 するとリングに武居由樹が登場。
 天心は「武居選手とは因縁というか、キックの時にもザ・マッチってイベントあったんですけど、その時には(武居は)ボクシングにいて。今は挑戦者の立場だけど、僕も必ず世界チャンピオンになるんでいつかどこかで戦いましょう、ボクシングルールで」と、王者同士の対決をしたいとする。

 武居は「自分もケガして、言わなきゃいけないことあるんで、またこのリングで会いましょう」と次戦勝って、天心に言いたいことがあるとした。
 2人の戦いは近づいたか。

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