【DEEP】五明宏人が中村大介を下して準決勝進出!“空手vsプロレス”異種格闘技戦を制す=フェザー級GP
DEEP事務局
『DEEP 124 IMPACT~フェザー級GP2025一回戦~』
2025年3月15日(土)東京・後楽園ホール
▼第10試合 DEEPフェザー級GP2025一回戦 5分3R
●中村大介(夕月堂本舗)
判定0-5
〇五明宏人(JAPAN TOP TEAM)
中村は12年DEEPライト級王者に。鋭い打撃と腕十字を得意とし、21年2月には後のRIZINフェザー級王者・牛久絢太郎にヒザ蹴りでKO勝利、同年10月には現パンクラス同級王者の新居すぐるに腕十字で一本勝ち。しかし現在は5連敗と苦しんでいる。
対する五明はJTT所属であり、伝統空手をベースとするストライカー。24年11月のDEEPで初のメインイベンターとして韓国のミヨン・ジェウクに判定勝利、大晦日の雷神番外地でも赤田プレイボイ功輝を判定で降した。
1R、オーソドックスでにじり寄る中村に、五明はサウスポーで大きく左右にフットワーク。五明はハイキックを当て、そこから右・左とフックを効かせ、さらに中村を金網に追って連打すると、中村がガードから右・左・右とフックを返して逆に効かせる。中村は五明の左腕をアームロックに取るが、しかし五明が右パンチを送って体を離す。中村は右目尻から出血が見られる。中村は手を下げたノーガードで五明にプレッシャーを掛ける。最後は五明が右フックを当て初回を終える。
2R、中村は五明の蹴り足を取って足関節を狙うが、五明が足を引き抜く。中村はノーガードを変えず、五明のストレートがとらえても止まらない。組みに出た中村は五明の左腕をアームロックにとらえて引っくり返さんとするが、五明は腕を引き抜き許さない。ラウンド終盤、中村は歩み寄って五明にプレッシャーを掛ける。
3R、五明は前に出て左ストレートを連打するが、中村はバックステップして衝撃を抑える。圧力に押され後退した中村は転倒するが、そこから五明の足に組みつきレッグロックを狙う。これは足を抜いた五明だが、中村がバランスを崩したところを追うと巻き込まれて逆にグラウンドへ持ち込まれる。
中村はポジションを進めチョークでとらえるが、五明はアゴを引いてこれをこらえる。そして反転して上を取ると立ち上がり、ジャンピングフットスタンプ、パウンドと中村に見舞って終える。
判定は28-28(マスト判定:五明)、29-28、29-28、30-27、29-28の5-0で五明。大声援が飛び交う熱戦を制した。
GP一回戦の4試合を終え、勝った4選手がケージイン。準決勝への意気込みを語る。
高橋遼伍
「今日は試合がなかったんですけど、試合を見てやりたかったなと思いました。しっかり仕上げて乗り込みます」
海飛
「1R目にもらっちゃってあんまり記憶がないんですけど、勝ってよかったです。次もしっかり勝つのでよろしくお願いします」
水野新太
「相本選手が計量オーバーしてGPに冷めたなんて声も観たんですけど、僕たちは命懸けてやってるので、この4人で面白い試合を見せたいと思います」
五明宏人
「みなさんの応援と中村選手のおかげで盛り上がってよかったです。借りを返さないといけない相手も、ニューフェイスもベテランの高橋さんもいるので、また次、見に来てください」
準決勝2試合は、5月5日の後楽園ホール大会での実施が決定している。さらなる激闘に期待だ。
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