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元K-1王者・与座優貴、悶絶カーフと多彩な蹴り技でロシア無敗に完勝！華々しいONEデビュー白星

2025/05/23（金）UP

与座優貴、ロシア無敗に完勝！©️ONE

　5月23日（現地時間）にタイ・バンコクルンピニースタジアムで開催された格闘技イベント『ONE Friday Fights 109』のバンタム級キックボクシングにて、元K-1 WORLD GPライト級王者の与座優貴（team VASILEUS）がエルブルース・オスマノフ（ロシア）に判定3ー0で勝利。多彩な蹴り技と悶絶のカーフキックで無敗の相手を圧倒、華々しいONEデビューを飾った。

【フォト＆動画】与座、多彩な蹴り技でロシア無敗を圧倒！胴回し回転蹴りも

　与座は、幼少期から極真空手に打ち込み、2017年に「第6回極真会館全世界ウエイト制空手道選手権大会」軽量級で最年少優勝という快挙を達成。その後プロに転向し、23年には朝久泰央からK-1 WORLD GPライト級王座を奪取した。

　対するオスマノフは、23年2月のONEデビュー戦でバックキック一撃でKO勝利し、恐怖の“バックキックKO”男と呼ばれる強豪。ONE6戦全勝を含むキャリア12戦無敗とかなりの強敵だ。

　1R、与座が強いプレスで前進し、オスマノフの前足にアウトとインのカーフキックを連発。オスマノフは早くも嫌がる表情。オスマノフは得意のバックスピンを出すが、与座は難なくかわす。与座はカーフを蹴り続けると、ダメージが明らかなオスマノフがバランスを崩す場面も。

　2R、カーフ、ロー、三日月蹴り、ハイキックと多彩な蹴り技でオスマノフを圧倒する与座。オスマノフはローを蹴られると、あからさまに苦しい顔を見せる。与座の止まらない攻撃にオスマノフは防戦一方。オスマノフは飛び蹴りなど奇襲攻撃を見せるが、与座は見切った様子で簡単にかわす。

　3R、与座がロー、三日月蹴りと連続攻撃にオスマノフはもらい続ける。オスマノフは右ミドルやヒザ蹴りを放ち反撃も、与座は油断なくクリーンヒットはない。残り1分、さらに圧力を強める与座。オスマノフも最後の反撃をみせるが、与座の攻撃は止まらず、最後は胴回し回転蹴りも見せる。

　判定3-0で与座が勝利。華々しいONEデビュー戦を飾り、オスマノフの無敗記録を12でストップさせた。

　与座は勝利マイクで「夢見ていたONEのリングで勝てて嬉しい」と喜びを爆発。バンテージを巻いてない理由をインタビュアーが質問すると「アイアムクレイジー！戦いが好きでぶっ飛んでいるので、バンテージは巻かない」と、会場を驚かせた。

『ONE Friday Fights 109』
2025年5月23日タイ・バンコクルンピニースタジアム
▼バンタム級キックボクシング
●エルブルース・オスマノフ（ロシア）
判定0-3
○与座優貴（team VASILEUS）

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