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【K-1】カスペル・ムシンスキが圧巻KO勝利、バックスピンキックで中国戦士を沈める

2025/07/13（日）UP

ムシンスキが圧巻KO勝利

K-1実行委員会
『K-1 DONTAKU』
2025年7月13日（日）マリンメッセ福岡B館

▼第17試合/-73kg契約/3分3R・延長1R
○カスペル・ムシンスキ（ポーランド/Armia Polkowice/MFC世界ライト級(-70kg)王者）
KO　2R2分1秒　※右バックスピンキック→左ミドル
●チェン・ヨンホイ（中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP/2020年WLF武林新一世代-70kg王者）

【フォト＆動画】バックスピンキックがレバーに入った！ダウン・KOシーン

　ムシンスキは“執念のラストマン”と呼ばれるポーランドの強豪。27戦25勝（11KO）1敗1分と高い勝率を誇る。昨年3月のK-1 WORLD MAX -70kg最強決定トーナメント開幕戦ではストーヤン・コプリヴレンスキーを撃破。同年12月のトーナメント準々決勝で優勝候補のゾーラ・アカピャンに判定勝利し、高い実力を示した。
　対するヨンホイは、183cmの高身長から繰り出される右ストレートを得意とする2020年WLF武林新一代-70kg王者。散打をバックボーンに持ち、26戦14勝（8KO）12敗のキャリアを重ねる。オウヤン・フェンに続き中国旋風を巻き起こせるか。

　圧力を掛けるムシンスキが距離を詰めボディ、右フック。ヨンホイは鋭いジャブを突き、ムシンスキの入り際に右ストレートを合わせる。2R、足を使い出したヨンホイを追うムシンスキが進行方向に左ミドル。ヨンホイはストレートを当てるが、ムシンスキは被弾しながらも前進。下がるヨンホイのボディへ右バックスピンを突き刺しダウンを奪う。かろうじて立ち上がったヨンホイへ左ミドルをかすらせると、ヨンホイは苦悶の表情で2度目のダウン。ムシンスキが危なげない試合運びでKO勝利を飾った。

　ムシンスキは「皆さんが盛り上がってくれたので楽しい試合ができた」と喜びの声。家族とリフレッシュした後に9月のK-1 MAXで予定されている-70kg世界最強決定トーナメントへ備えると宣言した。

※全試合結果はこちら

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