【RISE】原口健飛、タイトル奪取ならず!ハイキックでダウン奪うも、王者コリンズの怒涛の巻き返しに屈する=試合結果・速報
RISEクリエーション
『RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO』
2025年8月2日(土)東京・大田区総合体育館
▼セミファイナル(第11試合)RISE世界スーパーライト級タイトルマッチ3分5R無制限延長R
〇チャド・コリンズ(オーストラリア/Stirkeforce/王者)
判定2-1 ※48-47×2、48-49
●原口健飛(日本/FASCINATE FIGHT TEAM/挑戦者)
【フォト&動画】原口、瞬速ハイキックでダウン奪取!王者コリンズが崩れる
原口はRISEの国内最強エース。しかし、GLORY王者ペットパノムルンには、3戦3敗。
昨年12月のGLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIXでは、一回戦でGLORY1位ミゲール・トリンダーデにKO負け。しかし、今年3月にイ・ソンヒョンから判定勝ちを収めている。
コリンズは数々の世界王座を持ち、日本では海人をはじめ、笠原弘希や中野椋太、直樹らに勝利。23年12月にはペットパノムルンを降し、RISE世界スーパーライト級王者となった。しかし昨年12月にはトリンダーデにKO負けを喫している。
2人の試合は5年前に一度組まれていたが、コロナ禍の影響で流れてしまった幻のカードだ。
試合は1R、原口が前へ出るコリンズに左三日月蹴りを効かすと、左ハイキック!ガードを下げたコリンズがダウンした。
しかし2R、コリンズが怒涛の突進で上下のパンチ、コリンズの右が原口を捉える。原口は接近戦ではアッパー、ヒザで迎撃。
3R、コリンズの連打からの右、右ハイキック、さらにヒザが次々原口を襲う。原口はコーナーに詰められ苦しい展開だ。
4R、コリンズは回りながらパンチ、さらにローと入れてゆく。原口は蹴りの距離と見て、ハイキックを狙うが手数が少ない。
5R、コリンズが接近しボディ連打、さらにヒザを入れていった。終了ゴングが鳴ると、原口は苦しげな表情だ。
判定は2-1でコリンズが防衛。原口は1Rにダウンを奪う健闘も、世界王座は奪えなかった。
コリンズはマイクで「最初のキック、痛かったですが、もうそれは考えられないくらい頑張ろうと思った」と気合で巻き返したと言う。
また親交のある原口への感謝を述べ、11月の[LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT]に「戻って来る」と笑顔で宣言した。
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