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井上拓真、井岡一翔に完勝!2度ダウン奪い、スピードファイトで圧倒「できれば統一戦を」

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2026/05/02(土)UP

拓真、井岡にダウン2つ奪う圧勝

 5月2日(土)、東京ドームにて行われたボクシング[WBC世界バンタム級タイトルマッチ 12R]では、王者・井上拓真(30=大橋ジム)が、井岡一翔(37=志成ジム)に判定3-0(118-108、119-107、120-106)で完勝。初防衛に成功した。拓真は強烈な右で2R、3Rと2度のダウンを奪取。その後もスピードで翻弄し続けた。

【フォト&動画】ダウンの右フックの瞬間!

 拓真は昨年11月、那須川天心を3-0の判定で下して王座を獲得し、今回が初防衛戦。戦績は21勝(5KO)2敗。
 挑戦者の井岡は、昨年大みそかにバンタム級挑戦者決定戦でKO勝ちを収め、今回の指名挑戦権を得た。勝てば日本男子初の世界5階級制覇という歴史的快挙がかかっていた。戦績は32勝(17KO)4敗1分。

■拓真が2度のダウン奪取、井岡の5階級制覇を阻む

 試合は、井岡が詰めて左ボディから右フックと上下に打つと、拓真は素早いジャブからフックにつなげ、スピードで上回る。

 すると2R終盤、拓真が一気にギアを上げ、連打からアッパー気味の右フックをヒット。井岡がうつぶせにダウンした。井岡は立ち上がったが、ゴングに救われた形となる。

 さらに3R、井岡のジャブに合わせ、拓真の右アッパーがまたもクリーンヒット。井岡が2度目のダウンを喫した。
 立ち上がった井岡はダメージを抱えながらも前進し、上下に打ち込む。拓真は焦らず、深追いしない。

 4Rも井岡はじりじりと詰め寄り、ロープ際で連打。強烈なボディを入れる。拓真は打ち終わりに右を合わせていく。

 4R終了時の公開採点は、ダウンを2度奪った拓真が3-0(40-34、39-35×2)でリード。

■スピードで翻弄、終盤も左を合わせ続ける

 その後は、井岡が詰めてボディを狙い、拓真は下がりながら対応する展開。やや手数が減る場面もあった。
 しかし7Rになると、拓真が鋭い左フックから右アッパーを叩き込み、井岡の動きが落ちる。8Rも拓真は左右のステップでさばきながら、得意の右アッパーを次々とヒット。井岡は鼻から出血した。

 8R終了時の公開採点は、3者とも拓真(79-71×2、80-70)で、ほぼフルマークの大差となった。

 その後も井岡は果敢に前進するが、打ち終わりに拓真の左を合わされる。
 そして最終R、拓真は重心を前足に乗せ、鋭い左右フックを打ち込む。井岡は前に出られず、ラスト10秒には拓真の左がクリーンヒットし、井岡の動きが止まる。最後まで拓真が圧倒し、ゴングが鳴った。

 ジャッジは大差で拓真を支持。拓真が大物・井岡を下し、初防衛に成功した。

■「自分はまだまだこんなもんじゃない」統一戦にも意欲

 拓真はマイクで「レジェンドという相手あってこその今日の自分。強い自分を生み出してくれたのも井岡選手。今日は本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。
 今後については「統一戦をやってみたいとずっと思っている。できれば統一戦をやりたい」と希望。
 最後に「自分はまだまだこんなもんじゃないと証明したいし、井上尚弥の弟じゃなく、拓真というのを証明したい」と語った。

 なお、那須川は4月のエストラーダ戦でTKO勝ちし、WBCの王座挑戦権を獲得。防衛に成功した拓真と那須川が再戦する可能性が高いと見られている。

※全試合結果はこちら

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