増田陸、新王者に!”流血”比嘉大吾との激闘制す「ボクシングの厳しさ思い知った」
7月20日(月・祝)、東京・両国国技館で行われた『U-NEXT BOXING.6』の[WBA世界バンタム級王座決定戦]では、同級1位・増田陸(帝拳)が、同級2位・比嘉大吾(志成)との大激闘を制し、判定2-1(113-115,117-111×2)で新王者となった。比嘉はバッティングで流血、攻勢衰えずも、王座を逃した。
増田は強烈な左ストレートを武器とする元日本バンタム級王者。3月には元世界5階級制覇王者ノニト・ドネアに8回TKO勝ちした。対する元WBC世界フライ級王者の比嘉は、約8年ぶりの王座返り咲きと2階級制覇を狙う。
試合は、サウスポーの増田が鋭い右ジャブで主導権をうかがう。対する比嘉はガードを高く構え、強引にフック、アッパーを振るって懐へ入り込む。序盤は比嘉がややペースをつかむが、次第に増田の左が合う場面も増えていく。
4R、潜り込もうとする比嘉を増田がアッパー、ショートのストレートで迎え撃つ。しかし比嘉も一瞬の隙を突いて懐へ飛び込み、増田をロープ際へ詰めてパンチを振るう。
6Rには、比嘉の不意を突く右が何度もヒット。比嘉は左目上をカットしたが、これはバッティングによるものだった。
拮抗した展開が続く中、7、8Rには比嘉が懐へ入り、連打を当てる場面が目立ち始める。増田も要所で左のショートを返し、接近戦ではクリンチを多用して比嘉の攻撃を寸断する。比嘉の顔からは流血が目立つ。
11R、増田が比嘉の高いガードの上からストレートを連打し、さらに左ボディを突き刺す。比嘉の手数が落ち始め、増田がワンツーを当てると、比嘉の身体がわずかに揺れた。
最終12R、増田は自ら距離を詰め、正面から打ち合いに臨む。増田が上からパンチを打ち下ろせば、比嘉もボディを中心にフックを連打。互いのパンチが激しく交錯する中、決着を告げるゴングが鳴った。
判定はスプリットで増田が新王者に。
増田はマイクで「今日の試合で改めてボクシングの厳しさを思い知りました」と自身に辛口評価。後半は「とにかく前に出て手を出そうという気持ち」で向かったと言う。
更に「まだまだこのベルトに見合うボクシングが出来てない。けれどもっともっと練習して、真のチャンピオンになりたい」と謙虚にコメントした。
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