2021/04/17（土）UP
（最終更新：2021/04/17 20:15）

再戦に臨むAyaka（左）と伊藤（右）（写真は前回の対戦の前日計量時）

　4月25日（日）東京・八王子市富士森体育館で開催されるムエタイイベント『ムエローク2021 HACHIOJI』のメインイベント“ムエタイ才女”伊藤紗弥（22＝尚武会）vsNJKFミネルヴァ日本ピン級王者・Ayaka（19=NJKF健心塾）の対戦が、ワンマッチから『BOMピン級女子王座決定戦2分5R』に変更になった。

　BOMのタイトルはこれまでに、名高エイワスポーツジム、スアキム、石井一成、梅野源治、柿沼慶などのトップ選手が獲得してきた。今回は、BOM初の女王が誕生することになる。

Ayakaのパンチは強烈だ

　両者は昨年2月、初のRISEへの参戦で対戦したが、伊藤の得意な蹴りにAyakaがステップとカウンターパンチで対抗。3RにAyakaがボディへのパンチでKO勝利した。しかし今回はヒジ、組み無しのRISEルールとは違い、ヒジあり、組んでからの無制限のヒザありのムエタイルールだ。

　Ayakaは「何度やっても結果は同じ、腹鍛えておけよ」と挑発、一方の伊藤は「ムエタイを多くの方々に知ってもらいたいです。そしてムエタイの怖さも知ることとなると思います」と勝利宣言している。

ムエタイ仕込みの蹴り技を放つ伊藤

　伊藤は4歳の頃からムエタイを始め、僅か13歳でWPMF女子世界ピン級暫定王座を獲得。その後はWBCムエタイ、WMCなど世界三冠王となり“天才ムエタイ少女”として名を馳せた。Ayaka戦の後は、昨年12月に祥子JSKに判定勝利し再起している。

　対するAyakaは19年にNJKFミネルヴァピン級王座決定戦を制し、高校生にして王座を戴冠。伊藤戦の後は『RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020』に参戦し、1回戦で王者・紅絹を苦しめ善戦したものの敗退。しかしリザーブファイトで現王者の宮﨑小雪に勝利し、今年2月には初防衛戦に成功している。

　この戦いに勝利して、BOM初の女王に輝くのはどちらか。

▼BOMピン級女子王座決定戦2分5R
伊藤紗弥（尚武会）
vs
Ayaka（健心塾）
※Ayakaが勝利した場合、賞金100万円

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