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【ROAD TO ONE】引藤伸哉が高橋幸光との接戦を制す、北野克樹は与儀竜也に圧勝

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2022/12/12(月)UP

高橋(左)との接戦を制した引藤(右)

BOMプロモーション
「ROAD TO ONE JAPAN & Shimizu presents BOM 37」
2022年12月11日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール

 4階級で実施されるトーナメントの優勝者は、来年1月から毎週ルンピニースタジアムで開催予定の『ONE Lumpinee』出場や、アジア最大の格闘技団体『ONE Championship』と10万ドル(約1,400万円)の本契約に近づくことになる。一回戦を勝ち上がり、来年春頃に行われる予定の決勝戦に駒を進めるのはどの選手か。

▼第8試合 ROAD TO ONE JAPANウェルター級ムエタイ日本トーナメント1回戦
〇引藤伸哉(ONE’S GOAL)
判定3‐0 ※29-28×2、30-28
●高橋幸光(TSK japan)

 引藤はWPMFとWMCの日本王座を2つ獲得し、2017年BOMのリングでジャオウェハーに勝利したが、引退。今年7月に復帰し、ブッダルイに接戦で敗れた。

 対する高橋はテコンドーとムエタイを融合させた独特なスタイルで、これまでにJ-NETWORK、MA日本キック、WMC日本、BOMの4本のタイトルを獲得。6連勝と好調だったが、前戦となった9月のパコーン戦では判定負けを喫した。

 1R、左ロー、右ミドルと蹴り主体の高橋に、引藤も前蹴り、顔面前蹴り、右ミドルを返してお互いに蹴り技主体の攻めで様子見の展開。

 2Rも右ミドルなどの蹴り技で前に出る高橋に、引藤は右ミドル、テンカオとミドルで高橋のスタミナを削っていく。

 3R、高橋は後ろ蹴り、三日月蹴りと多彩な足技を見せ、引藤は左ストレート。手数で上回る高橋だが、引藤は左ストレートと一切引かない。お互いに最後まで攻める中、引藤が判定で接戦を制した。

 


蹴り技で与儀(左)を翻弄する北野(右)

▼第7試合 ROAD TO ONE JAPANウェルター級ムエタイ日本トーナメント1回戦
〇北野克樹(誠至会)
判定3‐0 ※30-26×2、30-27
●与儀竜也(BOM SPORTS GYM 沖縄)

 北野は関西の名門・誠至会のエースで、回転系の蹴り技を得意とし“竜巻旋風脚”の異名を持つ。現在WPMFインターナショナルスーパーライト級王座、WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王座など合計4本のベルトを獲得。

 対する与儀はプロデビュー前は、地元・沖縄で喧嘩が強すぎて知らない人はいなかったというストリートファイター。今年7月のBOMでWMC日本王座をKOで勝ち取った。

 1R、回りながら様子見の与儀に、北野は左ハイ、ミドル、後ろ廻しと多彩な蹴り技で寄せ付けない。与儀は随所でパンチを振るうも、北野がカウンターで左ミドルを当ててヒットを許さない。

 2R、遠い距離から左ミドル、左ハイの北野は、パンチ勝負の与儀に組み付くとヒザ。

 接近戦では北野がヒジを入れてダウンを奪う。北野は左の蹴りで寄せ付けず、与儀は攻めあぐねてしまう。

 3Rも蹴りで翻弄する北野は接近戦でヒジを入れてぐらつかせた。最後まで左ミドル、前蹴りと蹴りのみの技で北野は余裕を見せる形で判定勝ちした。

▶︎次ページは、クボ マサヤvs.KJヒロシ、鈴木真治vs.八尋開人

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