【BOM】吉成名高、RISE空龍と対戦決定「全ての面で自分が上回る」ONE参戦に興味も
RISE空龍と激突する吉成名高
12月11日（日）神奈川・大さん橋ホールで開催される『Road to ONE Japan & Shimizu presents BOM.37』の記者会見が11月11日（金）都内にて行なわれた。
今大会は2部制で行われ、『BOM.37』メインイベント（第8試合）の[-51.10kg契約ワンマッチ（3分5R)]にて、吉成名高（エイワスポーツジム）が空龍（くうりゅう/空修会館）と対戦する。
【動画】RIZINでも活躍する吉成名高、鮮烈なKOハイライト映像！
この対戦は通常のムエタイルールとは異なり、特別ルールが適用。首相撲に関しては、膠着を避けることを目的とし、攻撃のない首相撲は即座にブレイク。さらに、キャッチからの攻撃はツーアタックまでとする。
また、体重については、当初は51.5kgで行う予定だったが、空龍の希望で51.10kgに。ラウンド数は吉成の希望で3分5Rと、両者譲歩しての条件決定となった。
激突する吉成名高（左）と空龍（右）©️BOM
会見に出席した吉成は「BOMとONEが提携することで他団体から強い選手が集まり、レベルの高い日本人のムエタイ選手がたくさん出てきましたが、自分はその中でも頭ひとつ抜けたいと思っています。自分が1番輝くために、試合を見て『名高はすごい』と思ってもらえる試合をしたい」と意気込みを語った。
空龍については「RISEで活躍しているのでキックの選手というイメージがあったが、動画を見るとムエタイの試合にも出場していて、ヒジだったり首相撲も対応できるのが分かった」と警戒。
しかし「全ての面において自分が上回る試合を見せたい、試合が始まったら圧倒的な試合をしたい」と圧勝を誓った。
さらに、BOMと提携するONEへの出場について問われると「ONEの舞台には世界の本当に強い選手が集まっている。自分も世界の舞台でしのぎを削っていきたい気持ちは持っています」と興味を示した。
また、竜哉・エイワスポーツジム（奥脇竜哉）が約1年ぶりのBOM参戦で強豪タイ人撃破へ。ミドル級で長年戦ってきた喜多村誠（ホライズン・キックボクシングジム）がファイナルマッチで“闘うクリスチャン”こと松島勲也（MSJキックボクシングジム）と対戦することが決定した。
＜選手データ＞
吉成は日本人で初めて「ラジャダムナン」と「ルンピニー」のムエタイ2大殿堂のタイトルを統一。今年7月のBOMではそれに次ぐ格式高いタイ国プロムエタイ協会のタイトルをKOで奪取し、世界初の3大タイトル王者となった。近年ではRIZINのリングに登場し、6戦6勝6KOと全試合KO勝利中だ。
空龍は新空手、ムエタイをバックボーンとし12戦8勝2敗1分1NC（3KO）の戦績を誇るファイター。サウスポーから繰り出されるキレ味鋭い打撃を武器に、RISEのリングでは花岡竜、数島大陸らと拳を交えている。過去には、WBCジュニアムエタイ40kg全国王者となったこともある。
＜対戦決定カード＞
▼メインイベント（第8試合）BOM -51.10kg契約（3分5R延長無し）
吉成名高（エイワスポーツジム）
vs
空龍（くうりゅう/空修会館）
▼（第7試合）BOM フライ級（51.00kg） 3分5R
竜哉・エイワスポーツジム（エイワスポーツジム）
vs
ネーウィン・コファイタイラン（タイ）
▼（第6試合）BOM ミドル級（72.57kg） 3分5R
喜多村誠（ホライズンキックボクシング）
vs
松島勲也（MSJキックボクシングジム）
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